は、結婚して夫の「家」に入って家事や育児をすることが望まれ、参政権も認められていなかった時代。国防婦人会の活動は、女性が社会へ出て男性と同じように振る舞える数少ない機会でもあった。
参加した女性たちが、喜びや、やりがいを感じてた一方で(幹部は村長よりも威厳があったという)、婦人会を監督下に置いた軍部の狙いは“夫や子どもが戦死したとしても反戦感情を抱かないように女性たちを教育すること”にあったとされている。母が国防婦人会の幹部だったという梅本さん(91歳)は「いとこ(24歳)が戦死したときに私、嬉しかったんです。うちの親戚で戦死者が出た。これでお国のためになったというふうな気持ちになってね。悲しいというより、嬉しかったんです、戦死が」と言う。日本が負けることを想像すらしていなかったという。戦死が嬉しいと思わせる社会、そうなってしまう事に恐ろしさを感じる。おかしいことをおかしいと言えない同調圧力は今の社会でもあると思う。そんな婦人会ではなく、「戦争から女性と子どもの生命をまもる、軍国主義復活を阻止する」など5つの目標を持って結成された新日本婦人の会は10月19日63歳になりました。今また、トランプに言われるまま「軍事費GDP2%から3.5%に」を約束してしまいそうな高市政権、恐ろしいです。おかしいことはおかしいと声をあげましょう。今ならまだ声をあげられます。(T)




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