2025年3月21日金曜日

東電旧経営陣が無罪に 原発事故の責任は‼

 3月5日東京電力福島第一原発事故で、業務上過失致死傷罪に問われた旧経営陣2人の無罪が確定した。検察は不起訴としたが、市民から選ばれた検察審査会の判断で強制起訴された。津波の襲来を予想できたかどうかが争点だった。2008年、津波対策担当者は15.7mの津波を予測し、「津波対策を進めるべきだ」と元副社長に報告している。元副社長は「外部の専門家に検討してもらう」と言い、何もしなかった。せめて地下にあった非常用電源設備を上に上げておけば、あのような事故は防げたと思う。そして判決をくだした判事は東京電力や政府に近い判事だったという。その判事は定年間近だったので、原告側は定年後の判決を望んでいたが、かなわなかった。 原発関連死は約3800人、避難者約16万人(今だ約24000人)。このような大きな事故を起こしたのに誰も罪に問われない、こんなことあり得るのだろうか。これから先、原発事故が起こっても誰も責任を問われないということだ。避難計画もできていない(避難しなきゃならない物を使うこと自体おかしい)事故対策はできないのに再稼働を進めようとしている。事故の保証金、原発新設費用、その他もろもろ、全部が電気代に被さってくる。恐ろしい物を使わされ、高い電気代を払わされている。おかしいことだらけだ。夏の参院選では原発ゼロをかかげる候補者へ1票を投じよう!(T)


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