2019年8月29日木曜日

脱炭素社会への舵切りは、私たちの未来への責任

藍住支部オリーブ班の学習会でCAN―Japan(日本の気候変動NGOの緩やかなネットワーク)プレス担当佐藤由美さんのお話を聞いた。パワーポイントの映像は衝撃的であり、地球温暖化の深刻さが胸に迫った。翌日21日の徳島新聞夕刊記事「世界で6700万キロワット分の石炭火力発電所の新設が海外からの投資によって計画されており、その80%を出資しているのが中国、日本、韓国」これでは日本政府に世界から厳しい目が向けられ、国連やCOPなど気候変動関連会議で活躍する佐藤さんたちがいつも肩身の狭い思いをしているのがよくわかる。
 トランプ大統領のパリ協定離脱発表に落胆していたが、それを許さないアメリカ国民の闘いを知り、励まされた。スゥエーデンの1人の少女から始まっ
た「未来のための金曜日」が世界に広がり、若者も立ち上がっている。悲観ばかりしてもいられない。脱炭素社会めざし、自然エネルギー100%の未来へそのための行動を起こすことが私たちの責任。
とても、紙面では書き尽くせない。こんなすばらしい人が県内にいて、新婦人への共感を寄せてくださるのが嬉しい。環境部として学習会を企画したい。 (S) 

2019年8月22日木曜日

原水爆禁止2019世界大会in長崎


長崎に原爆が投下された74回目の「原爆の日」の朝、私は爆心地に立ちました。 原水禁世界大会に来るたびに、「原爆とは、核兵器とは」をズシーンと思い知らされます。被爆者の平均年齢が82歳を超えています。被爆者の声を、話を直接聞ける時間もそう長くはないでしょう。被爆者の願い「私たちが生きているうちに核廃絶を」。
田上長崎市長は『長崎平和宣言』で、「日本政府に求めます。唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准してください。」と言い切りました。それに引き換え、安倍首相のあいさつは核兵器禁止条約のことには一切ふれず、毎年、広島でも、長崎でも同じ内容の被爆者に背を向ける空疎なあいさつ。
 大会決議は、2020年NPT再検討会議むけて、草の根からの運動を!核廃絶へ歴史的行動を!と呼びかけています。
 この大会で新婦人の仲間はとっても輝いていました。元気です。被爆の実相を学び、広げ、次の世代につないで行こう。徳島もがんばりましょうね。(Y)

2019年8月8日木曜日

ハッピーな学校にチャレンジ


 夏のひまわり学校が終わりました。まず、始めに班ごとのお部屋を作り、その中で昼食を食べ、とうそう中、水風船大会、バーべキュー、キッズキャンプファイヤー、そして子どもたちが寝てからの大人の懇談会(これがまたいいんです)。2日めは工作・科学実験、班ごとにどんぶり作り大会、最後はきちんと掃除、片付けをして解散です。いきいきした子ども達の姿を見られたのは、子ども達の思いや願いを実現させようとした大人達の努力の賜物です。また大人達が子ども達に体験してもらいたいことも組み込み、大人と子どもの思いが融合した、とても中身の濃い素敵な2日間でした。ドラマもたくさんありました。感動もいっぱいもらいました。子ども達の力を信じて、まかせるところは、まかせて大人はサポート役に徹する。すばらしい空間でした。新婦人しんぶん725日号に載ってる「あれ?学校おかしくない?」の学校とは対照的でした。

めあて①生まれて初めての体験をしよう!は私も達成です(トーチに火をつけた事、夜空に向かって燃え上がる炎は圧巻でした)。

子ども会議に参加して自分たちの学校、作りませんか!(T)

2019年8月6日火曜日

これからの予定(8月5日~25日)


8/ 5(月)~9(金)原爆パネル展 小松島ルピア

  6(火)原水爆禁止2019年世界大会 広島デー

  7(水)~9(金)原水爆禁止世界大会 長崎

  9(金)ごみゼロフォーラム実行委員会 10時~

日本母親大会説明会 19時~ 健生会館3F

 10(土)県本部委員会 13時~ 加茂コミセン

     キッズ英語 13時半~

 13(火)~15(木)事務所休み

 17(土)徳島支部支部委員会 13時半~

 24(土)~25(日)日本母親大会 静岡

毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動

毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)

2019年8月1日木曜日

改憲勢力3分の2議席

参院選が終わり、結果が様々な角度から、評価されている。一番重要なことは、改憲勢力が3分の2議席を割ったことではないだろうか。安倍首相が野党共闘を中傷し、改憲について議論するかどうかで選択をしろとばかりに叫んでいたが、国民が、政治に望むことは、年金などの社会保障、福祉、経済対策、外交などであり、改憲についての期待は3%であった。(7/24付朝日)それでも、安倍首相は、選挙後の会見で、改憲の議論をするべきという「民意を得た」といって、あくまでも改憲に向かって突き進もうとしている。沖縄新基地建設反対の民意は、幾度もの選挙で示されても、踏みにじっているのに。いかに都合のよい解釈をしようとも、歴然とした事実は動かない。9条を変えれば、アメリカの戦争に巻き込まれるのは、ますます現実味を帯びてきているなか、今回の参院選の結果に確信を持って、9条守る声を広げたい。(O)