2022年9月30日金曜日

「真実・事実・現実 あることないこと」作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等



うそをほんとにするのもコトバ
コトバはヒトのつごうでかわる
うそがほんとのかめんをかぶり
うそのすがおはやみのなか

一つしかない『真実』
言葉で二つの「事実」に分裂
ほんとの事実と代わりの事実
二つの事実が言葉のおかげで<現実>
それがじりじり侵し始める真実

黒なのか白なのか
天は知っているはず
地だっておそらく知っている
でもおのれはどうか
他人の言葉の綱に絡め取られて
自分の言葉がもがいている

なかったか あったのか
なかったことがあったとされて
おぼえていることわすれさられ
あることないことこんぐらかって
ほんとのほんとはどこにある
ほんとのほんとはどこにある

生まれたばかりの真っ白な雪が 夜
人間たちの足跡で汚れていきます 朝

どれが自分の足跡なのかも分からないほどに 
そんな現実からいくつもの事実へと
いくつもの事実へとさかのぼり

遂にただ一つの真実に至る道は
信じて夢見ることから始めるしかない
信じて夢見ることから始めるしかない

ほんとをうそにするのはコトバ
うそをほんとにするのもコトバ
コトバはヒトのつごうでかわる

うそがほんとのかめんをかぶり 
うそのすがおはやみのなか
うそのすがおはやみのなか

「国葬」反対!9.27国会行動前大
行動で歌ってました。とても心に響
きました。(T)


2022年9月24日土曜日

女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな 批准を求める意見書、徳島市議会が可決、 徳島県内全自治体で達成

  徳島市議会9月議会で女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書が可決された。

 2020年2月、徳島県議会で採択されてから2年半、県内すべての市町村で請願、陳情の粘り強い取り組みが実った。日本のジェンダーギャップ指数は主要7か国で最下位。特に政治分野での遅れがはなはだしい。 日本は国会議員や閣僚の女性比率は極めて低く、女性首相はいない。先日、国連本部で女性首脳初の会合が開かれ、女性や多様な人を意思決定の場に登用させる重要性が議論されたと報道があった。「女性の権利を国際水準に」、一歩前進の徳島県。

 同時に、核兵器禁止条約への調印・批准を求める意見書も可決。これも大きな一歩だ。
声をあげて政府を動かす! Y

2022年9月15日木曜日

「選択的夫婦別姓制度」実現のため徳島県議会むけ署名に取り組みましょう

  日本では、法律で結婚したら同じ姓を名乗らなければいけないことになっている。こんな法律があるのは、世界でも日本だけといってもいいほど珍しい。同じ姓になってこそ家族の絆ができるので別姓は反対という人もいる。その考えも認めた上で、別姓を望む人が姓を選ぶことができるという「選択的夫婦別姓制度」なのだから、制度ができるのに何の支障もないはず。こんな簡単なことはないと思うのに、なかなか実現しない。このたび、ジェンダー平等部の有志で「とくしま選択的夫婦別姓制度実現フォーラム」を立ち上げた。徳島県議会に対して「選択的夫婦別姓制度の導入実現のため、政府及び国会に対し、民法改正を求める意見書を提出すること」を請願する署名を集めることになった。知人に、一人っ子同士のカップルがいて、どちらの姓を名乗るかが決まらなくて、なかなか結婚できなかった人がいる。年を重ねていくことで、出産のリスクも出てくる。姓の問題で人生が変わるなんて不合理だ。仕事によっては、改姓が複雑な手続きや信用にも影響する。新婦人しんぶんの記事に山口智実さんが、統一協会や日本会議がジェンダー平等の前進を阻んでいるという指摘をしていた。そういえば数年前の選挙の党首討論のとき、選択的夫婦別姓に賛成の手を上げなかったのが、唯一安倍晋三氏だけだった。理不尽な夫婦同姓強制ではなく、誰もが自分らしく生きられるよう、制度の実現目指し、署名を広げましょう。(O)

2022年9月8日木曜日

うそでしょ!原発再稼働って、なに??

 今夏の猛暑、実家で一日中エアコンつけっぱなしという初体験をした。ひやーぁ、電気代請求書が怖い。自分の家でないのでいいが(ばあちゃん、ごめん)、エアコンを使わざるを得ない病院や施設などの現場を電気代高騰が直撃している。電気料金の内訳で一番増えているのが「燃料費調達額」。基本料金の値上がりも予定されており深刻な事態。高騰の背景に再エネ普及の失敗がある。それなのに、国は原発の再稼働・新設・次世代型原発開発に大きく方針転換をし、再エネから遠ざかるという同じ過ちを繰り返す。8月30日には初稼働から46年が経つ老朽原発美浜3号機が再稼働。5月23日日米首脳会談で表明した「原子炉の運転長期化、小型モジュール炉開発・世界展開」を忠実に実行している形だ。首相は国が前面に立ち再稼働を進めるというが、あなたが立ち向かう相手は、原発で潤う経済界ではないのか?福島第一原発事故で今だに故郷に帰れない人達や汚染水海洋放出に不安な漁民・住民の声は、岸田さんには聞こえないのか、情けないよ。

※因みに電気代の中には託送料というのがあり、しれっと廃炉円滑化負担金と原発賠償負担金が入っている!おかしくない?(S)