2017年2月25日土曜日

徳島支部大会開催

225日午後1時半より徳島支部大会が開かれ、40名あまりの代議員・支部委員が参加しました。会場の都合で多く展示することはできませんでしたが、手作りの編みぐるみや、布ぞうり、絵手紙などが展示され、目を楽しませてくれました。

会長の挨拶に続き議案の報告と、各班、小組からの活動報告がありました。
詩の朗読小組は参加者とともに「外郎売」の読み合わせをして楽しませてくれた。日頃から練習に励んでいる皆さんは見事な滑舌で聞き惚れてしまいました。

3年ぶりに秋のひまわり学校を開催し、100名を越す参加となったといううれしい報告もありました。異年齢集団で子どもが活動できる数少ない機会、今後も守っていきたいですね。また、子育てを通してのお母さん同士の交流も大事です。
春のひまわり学校は眉山登山、子ども連れでなくても参加OKだそうです。運動を兼ねて、ぜひお手伝いに来てください。

サマー小組で行った宿題自由研究教室は好評で、仲間づくりにもつながりました。思いのほか多く苦戦した宿題。自由研究として災害時の調理体験を通して、また来年もとの声が多数ありました。

保育の現場では、保育士不足の問題が深刻。給料安く休みも取れないため78年で離職するというショッキングなデータも。

「新婦人のここがいい」という発言では、病後徳島に帰って、徳島でヨガを始め元気になり、77歳の今でもやりたいこといっぱい。支えてくれる仲間がいてがんばれます。新婦人はみんな「べっぴんさんとかしこの集団」と、自らの体験から新婦人を絶賛。こちらも元気が出ました。

平和部からはマーシャル諸島の視察の話などがありました。島民には知らされず実験台になり、今も放射能が漏れ続けていること。島民の健康聞き取り調査はするが、アメリカは調査しても島民には結果を知らせないこと。補償の不平等。などなど、今なお核実験のせいで苦しんでいる人たちがいることを忘れてはいけないと思いました。3月中旬には学習会を開きたいととことでした。

ねぎぼうず班の日本舞踊でひと時華やいだ雰囲気に。

阿波踊り開会式のブルーインパルスアクロバット飛行への反対申し入れ運動をした際の報告では、400年記念に花を添える目的で原前市長らが要請したということを知り、おどろきました。伝統ある阿波踊りを自衛隊の宣伝のために使うとは!トップが変われば徳島市も観光協会も少しは変わるはず。とはいえ注視していかなければなりません。

リフォーム小組の指導をしているSさんは週3日ミシン持参で小組の例会へ。すごいバイタリティーと見事な作品にびっくり。生徒さんたちは、ご主人の着物でジャケットや、羽織の裏で作ったブラウスなど自ら作った作品を身に着けてファッションショー。皆さん興味津々でした。

母親部からは、今年の母親大会日本大会は被災地をめぐる分科会もあり、ぜひ参加してくださいとの呼びかけがありました。


徳島支部はこの1年間、支部長不在で苦しい支部運営でしたが、新年度からは新たに支部長を迎えることができ、明るいスタートとなりました。

2017年2月16日木曜日

2017年2月15日水曜日

市長とわいわい言ってきました

新婦人徳島支部では、徳島市が昨年8月より行っている「遠藤市長とわいわい言えへんで」という対話企画に応募し、215日(水)午後130分から1時間という短い時間でしたが、市長との直接対話が実現しました。新婦人からは13名が参加。事前に提出したトークテーマに関連する市の担当者が臨席し、「わいわい」というには、やや堅苦しい雰囲気でした。
新婦人の発言は先ず、遠藤市政になって小中学校へのエアコン設置を公約し、進められていること、中学校までの医療費無料制度拡充されることへの謝辞から話は始まりました。
きたない、臭い、怖い学校のトイレを速いテンポで改修してほしいという要望、食育や子どもの貧困問題から学校給食の無料化・補助への要望については、大事なこととした上で、市の財政難のため特に後者は実現が難しいとのこと。国の学校図書館整備5か年計画に伴い図書館司書の配置のため地方交付税措置が講じられていることをふまえ、予算化求めた発言については、このことを知らなかったので調べてみたいとの市長の発言にわずかに希望が見えた気がしました。
子どもの医療費600円の自己負担の廃止など更なる負担減へのお願いは、恒常的な制度としては財政的に実現が困難とのこと。その他、公民館コミセンの利用料の軽減、長期間空室になっている市営住宅の有効利用、盲導犬を伴って商店などに入りやすいよう市でも広報活動を、ごみ分別の市民意識が停滞している現状などについて新婦人から意見を述べたものの、いずれもすぐに改善されるものではなく、財政難という地方都市特有の悩みが壁になっていると感じました。
しかし一方で新婦人が長年にわたり要求を続けてきた乳幼児医療費無料制度は中学生まで拡充され、小中学校にエアコン設置が始まり、歩みは遅くても少しずつ要求が実を結んでいることも知ることができました。
地元テレビ局のアナウンサーとして、多くの市民に親しまれ、市民の声を伝えてきた経歴をもつ遠藤市長だけに、行政に今何が求められているのか、何ができるのかをアンテナを高く、垣根を低く、これからも市民の声に耳を傾けていっていただきたいと思いました。(徳島支部 M)