2023年9月29日金曜日

憲法9条のある国で攻撃的兵器のオンパレード兵器の開発・研究も

 超スゴ!自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!6自衛隊の「航空祭」に完全密着、ブルーインパルスの神ワザ飛行を見せつけ、かっこいい自衛隊を印象付けるテレビ放送。自衛隊の食事の料理などテレビに自衛隊服のままで出ることが多くなったように思う。アメリカの米紙「タイム」電子版は「岸田総理大臣は何十年も続く平和主義を放棄し、自国の真の軍事大国にしたいと望んでいる」と紹介。政府はあわてて訂正を求めたが、まさにその通りに進んでいる。首相は「2024年度の概算要求に閣議決定による安保3文書に基づく「戦争国家」づくりのための軍事費7、7兆円を計上。その中身は、敵の攻撃が来ない遠い所から他国を直接攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」の取得・量産・開発・研究費。国産でミサイルや極超音速誘導弾など開発・研究する。契約は三菱重工や川崎重工と3147億円。すでに巡行ミサイルトマホークは2023年度に400発を1発5億2800万円、総額2113億円でアメリカから一括購入する。アメリカと一体となって攻撃や迎撃する兵器の共同開発や購入・配備などで5年間で43兆円もの軍事費を支出し、世界第3位の軍事大国になろうとしている。これを担う自衛隊員になる人が減っている。だからかっこいい自衛隊とか、自衛隊の本務でない防災や被災地救援で頑張る自衛隊として各地「まつり」などで宣伝し勧誘の手がのびている。 (Y)

2023年9月22日金曜日

小学校時代の図書館の思い出

  私は、県西部の全校生徒500人ほどの小学校に通っていた。本が好きだったので、本館1階の中央にあった図書館によく行った。若い女性の司書さんがいつもいて、子どもたちもたくさん図書館にいた記憶がある。夏休みには、学校から遠い地域には、子ども会長の家に移動文庫という20冊余り本が入った木製の箱が学校から配られ、登校日の度入れかえてくれた。休み中私は読書三昧ができた。中学校に入学すると一番に図書館を探した。見つけた!音楽室の隣の鍵のかかった倉庫が「書庫」という名の図書室だった。その時の失望感!!

 さて20年余り前、機会があって小学校の時のその司書さんに電話で話を聞くことができた。彼女は「学校図書館法ができて、学校図書館を充実させなければいけないという機運が教育界に高まっていた。当時の校長先生から声を掛けられ、熱意に押されて勤めることになり、それ以後何十年もずっと勤めてきた。町立図書館ができたのを機に、経験を見込まれ異動配属。」「その後学校に司書はいなくなった。給料は、PTA会費と,町費からのとても低いものだった」とのこと。今更ながら感謝の気持ちで一杯になった。でも・・・学校図書館法ができてもう70年ほどになるが、学校図書館充実はどうだ!?。文科省は遅れを取り戻すべく整備を進め、今は第6次5カ年計画の段階にある。学校司書配置への予算の執行を切望する。(O)

2023年9月8日金曜日

防災訓練になぜ戦闘機F2!

 9月1日は防災の日、とりわけ、今年は関東大震災から100年となる節目の年である。そんな中、県総合防災訓練にF2戦闘機の予行飛行のお知らせがありました。1、防災訓練でなぜ戦闘機を飛ばすのかお答えください。2、私たちは県防災訓練で戦闘機F2飛行の中止を求めます。の項目で徳島県平和委員会とともにとくしまゼロ作戦課へ申し入れに行きました。回答として、「
災害時に自衛隊に救助要請すると隊のマニュアルでまず情報収集のため航空機が飛ぶことになっている、防災訓練への参加の要請をしたら戦闘機F2だった」とのこと。あまり戦闘機に対する危機感はないらしい(F2の墜落事故の資料もつけて要望する)。

 「戦闘機一機の2時間の空中訓練のため看護師1人の1年分の給料が使われている」と9月2日付けの新婦人新聞に書かれてたが、CO2の排出量も相当なもの。戦闘機ではなく、災害用ってないのだろうか。南海トラフ巨大地震が近々起こると言われている。「ゼロ作戦課の名前の由来は被害をゼロにすることを目標につけられた。ゼロになるよう努力していきます」と。それならば、地域、学校の安全のために、もっともっと住民のための予算をつけ、防災訓練をしてほしい。戦闘機はいらない!東日本大震災の「石巻市立大川小学校」のような悲劇は絶対にあってはならない。(T)