2023年1月26日木曜日

自衛隊基地が次々と地下に!何のため?

  いま、自衛隊司令部などが地下化されているらしい。防衛省は、202224年度中に陸上自衛隊石垣駐屯地など10カ所の地下化を進める計画で、24年度以降には、海上自衛隊の舞鶴地方総監部庁舎を地下化することも決めているそうだ。目的は、敵の攻撃を受けても、戦闘機能を維持する能力を高めるため。これって、戦争する気満々じゃないですか!岸田首相は、勝手に安保3文書で、敵基地攻撃能力の保有を打ち出し、中国などの脅威をあおり軍拡への道をひたすら進んでいる。バイデン大統領が旗を振れば、米軍と共に自衛隊が戦闘行為をすることになるのだろうか。相手国からの反撃で、日本が戦場となっても、自衛隊は生き残ってたたかうつもり?国民は、どこへ避難するのだろうか。なんだか「ひめゆりの塔」の映像が思いうかぶ。沖縄戦の惨禍を再び繰り返すことになってしまう。焼け野原になった国土で、暮らしていけるはずがない。地下に基地をつくるお金があるのなら、豊かな国土を守るためにお金を使い、戦争をしないための外交をしっかりやってほしい。(O

2023年1月19日木曜日

2023年を「新しい戦前」にしないために

 12月28日放送の「徹子の部屋」でのタモリさんの発言がツイッターでトレンド入りするなど話題になっている。「来年はどんな年になるのでしょう?」の質問に「新しい戦前になるのではないでしょうかね」と答えた。元旦の新聞には吉永小百合さんの「元きた道を戻らないか心配」との記事も。終戦1週間後8月22日生まれのタモリさんと東京空襲3日後3月13日生まれの小百合さんがメディアで発信することの重みと勇気に元気をもらい、この歴史的岐路に立つ年を新たな戦後の一歩にしたいと思った。岸田首相は、昨年末に勝手に閣議決定した「安保3文書」を手土産に、5月の広島サミットに向けて9日からG7国を訪問し、ブロック固めに余念がない。イギリスで自衛隊と英国軍の協力を円滑に進めるための協定にサインし、最後はアメリカで更なる日米同盟の強化を誓う。SNSでは、「戦前にならないために防衛力の強化を」の意見も散見するが、天井知らずの軍事費増で決して平和はつくれない。敵国をつくらず、徹底した対話と外交で国民を守れ!(S)  

2023年1月13日金曜日

「異次元の少子化対策」ってなんだ!

 岸田首相が4日の記者会見で「異次元の少子化対策に挑戦し、大胆に検討を進める」と語ったとのニュースに目が点になった。この頃のマンガは異世界ものが多い。現実世界ではさえない、何をやってもうまくいかない若者が、ゲームの世界や、異世界へ転生して活躍するという話。「異次元の少子化対策って、違う世界で対策するのか!今の状態をどうにかして!」と思わずつっこみたくなった。『子育て罰―「親に冷たい日本」をかえるにはー』と言う本が出版されている。社会のあらゆる場面で、まるで子育てすること自体に罰を与えるかのような政治、制度、社会慣行、人々の意識。「政治や社会が子どもと子育てする親に課す冷たく厳しい仕打ち」「親、とくに母親に育児やケアの責任を押し付け、父親の育児参加を許さず、教育費の責任も親だけに負わせてきた、日本社会のありようそのもの」が「子育て罰」の正体であると述べている。さらに政治だけでなく、社会や企業も「子育て罰」に加担している状況を明らかにし、批判を加えている。一時的な支援、選挙の票取りのためにしか見えない政策では少子化対策にはならない。防衛費倍増とか言ってないで、本気で少子化対策をしないと日本に人はいなくなってしまうだろう。(T)

2023年1月1日日曜日

【謹賀新年】 岸田首相、新しい年に、やめて!大軍拡、大増税。


 自民、公明両党は歴代政府が「違憲」としてきた敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有で合意。岸田首相は「5年間で総額43兆円の軍事費」、「足らない部分は増税」と指示。「今を生きる国民が自らの責任として、その重みを背負って対応すべきだ」と発言。福島復興税も、いつのまにか軍事費にすり替え? また、迎撃だけでは防げないと、やむおえない最小限度の措置として相手国のミサイル発射基地など、たたくことができる反撃能力を持つようにするという。スタンド・オフ・ミサイルとして「トマホーク」の取得も盛り込まれる。これは今までの政府見解を180度覆すもので、日本国憲法下では保有できないとされていた敵基地攻撃能力。憲法違反。もう無茶苦茶。物価高騰、年金下がるし医療も介護も費用があがり、とにかく生活が大変。「軍事費よりくらし、教育、福祉に予算まわせ」の声、日本列島にとどろかせましょう。安倍9条改憲NO!徳島市民アクション結成5年、改憲発議をさせないためにリニューアルした「憲法改悪を許さない全国署名」を広げ、「憲法壊すな9条守れ」新たな出発です。 Y