2021年11月18日木曜日

あなたがいて 仲間がいて それが新婦人です!

 だいたいがいい加減で落ち込むなんてことはないと思っていたが、今、どうしようもない閉塞感にさいなまれている。毎月のように国連関連の寄付の依頼が届き、モザンビークでは汚染された水で、ナイジェリアでは予防接種が受けられなくて、インドでは栄養不足で、救える命が失われていく、力を貸してと募金を訴える。新聞にはアフガニスタンで子ども100万人が寒さのため死亡するとWHOが警告していると報じる。テレビで映されるロヒンギャ難民の子どもたちの姿に傍打の涙があふれる。ウイグルでは、ミャンマーでは、人権侵害が凄まじい。気候危機を止めるには今、今行動にうつさなくてはいけないのに、世界の指導者たちは若者の声に耳を貸さない。世界中の人々が分断され、怒りはより弱いものに向けられ、日本では被爆者の願いも、沖縄の声も踏みにじられている。たとえ嘘で空疎な中身でも、わかりやすい言葉で断言する施政者に大勢が熱狂する姿は気味が悪い。徳島県も徳島市もトップダウンの政策決定ばかりで市民の要求を一顧だにしない。これからどうなるのか?私は何ができるのか?と考えると堂々巡りで、辛い。だけど、仲間とおしゃべりし、元気をもらう。私にとって新婦人はそういう場所です!(S) 

2021年11月11日木曜日

どこが”新自由主義と決別”?またまたパソナの食い物に

 岸田政権が本格的にスタートした。総裁選で「小泉内閣以降の新自由主義政策を転換する」と大々的に掲げたが、それを真正面から裏切るような人事を発表した。「デジタル田園都市国家構想実現会議」のメンバーに、竹中平蔵氏を抜粋しているのだ。衆院選でも新自由主義からの脱却や格差是正を訴えていたのに、格差拡大の要因を作り出した張本人である竹中氏を重用している。竹中氏が会長を務めるパソナグループにはコロナ対策関連事業の委託先として巨額の血税が流された。(純利益は前期比で約11倍の67億を記録)

政権交代で一部の既得権益者に利益が集中するシステムが変えられるチャンス!と思ったが及ばなかった。しかし、共闘勢力議席数は前回より42議席増やしている。あきらめてはいけない。

 11月19日は新婦人お仲間増やしビッグデーあんなこと、こんなこと、これおかしくない?いろいろおしゃべりして、要求実現へ、あたりまえじゃなかったことを、あたりまえに変えてきた新婦人!お仲間たくさん迎えましょう。増えたよの連絡待ってます。(T)

 

2021年11月10日水曜日

これからの予定

 11/16(火)どうなっとん徳島「新駅について」13時半~県庁

  19(金)母親大会実行委員会 13時半~

  20(土)ミカン狩り 10時~ 井出農園

      日本平和大会 オンライン10時~ ふれあい健康館

  23(火)脱炭素社会への持続可能なエネルギー転換を考える学習会

      14時~16時 とくぎんトモニプラザ3F

  24(水)消費税廃止各界連朝ビラ 7時半~ 徳島駅前

※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動

※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)

2021年11月4日木曜日

野党共闘は失敗だったというけれど いやいや、よく見てみよう

 衆院選挙の結果、自民党議席を減らしはしたが261議席、公明党と維新の会とで衆議院の改憲勢力が3分の2をとった。一方、候補者1本化など野党共闘でたたかったが、議席は伸びなかった。このことだけをみて「野党共闘不発」だとか「理念なき野党共闘」などと野党共闘が失敗というキャンペーンがはられているように思う。野党共闘で1本化した結果、甘利幹事長や石原伸晃元幹事長など自民党の閣僚や役員が落選。1対1のところの野党統一候補は62選挙区で勝利し、32選挙区では土俵際まで詰め寄りあと1歩のところで惜敗。定数1の小選挙区制では1票でも多いほうが当選し99.9%は切り捨てられる制度。野党共闘は自公にとっては脅威、壊したいのだ。私は、データに示された結果に確信をもち、野党共闘の発展こそ政治を変えられる、そう思う。

 今、COP26がグラスゴーで開かれている。日本はまた不名誉な化石賞受賞。岸田首相演説に気候行動ネットワーク(CAN)は「日本は2030年以降も、50年以降も(石炭を)使用し続けようとしている」、「岸田氏はアンモニアや水素を使ったゼロエミッションの火力発電を妄信している」などと批判。会場入り口では日本の若者が「もう石炭はいらない」「政府は耳を傾けて」と抗議。今度の選挙はジェンダー平等も大きな争点になった。女性議員は2人減り比率は9,7%に。(Y)