2025年2月7日金曜日

いつになったら教員不足が解消するのか!

 先日、徳島県母親大会実行委員会が第64回県母親大会で出された申し合わせ事項をもとに要望をまとめ、徳島県との懇談を行った。そのなかの一つに、教職員の未配置・遅配置を県の責任で解消してほしい、正規教員を増やしてほしいという要望をした。昨年、徳島市内小学校30校のうち16校、18学級で担任が不在であったという調査結果と共に、担任がいないことがもたらす子どもたちへの影響(不安から不登校になるなど)を訴え、正規教員の大幅増を求めた。教育委員会からの答えは、「病休、産休、育休の補充は臨時教員でおこなっており、他県で起こっているような担任不在による教育への支障にはいたっていない」と。一同“え~~”という驚きの声。何をか言わんやである。学校現場の悲痛な声、子ども達の痛みがわかっていないから、いつまで経っても教員採用増に踏み出せない。2025年度の予算案審議が国会で始まった。教員定数は、小学校6年生の35人学級実施、生徒指導等の加配などで5,800余の増に対し、子どもの減少による自然減、統廃合、定年引き上げに伴う特例定員廃止などで14,500余減となりおよそ9,000人の定数減としている。教員の処遇改善では、教職調整費を1%上げるための財源を教員の各種手当てを廃止・縮小して充てるという。財源はほかにあるでしょ!ミサイル買わなければ。(o)

0 件のコメント:

コメントを投稿