2022年4月28日木曜日

はな・はるフェスタで自衛隊体験2

 はな・はるフェスタ行ってきた。開会式のオープンセレモニーでは哨戒ヘリコプター(ミサイル発射装置がついている)による祝賀飛行(戦闘機で祝賀って?、CO2排出もすごいぞ)が行われ、会場のど真ん中にドーンと「96式装輪装甲車、偵察用オートバイ」の展示、自衛隊ブースは陸、海、空と広く場所をとっている。災害時の自衛隊の紹介と言いながら、操縦桿は机の上に置かれ、「赤いボタンはミサイル発射ボタンで1発1億円、これはガン発射で1秒間に500発発射」と迷彩服の自衛隊員が説明してくれる。それを「すごいなー」と聞いている人、保育園でのお散歩で、うれしそうにオートバイに子どもを乗せて写真を撮っている人。平和だから笑ってられるがみんな戦闘機、人を殺す道具、今、ウクライナでも使われているだろう。楽しいお祭りに異様な感じがするが、みんななんとも思わないのだろうか。その感覚が恐ろしい!

 有事に備えて、軍備増強を!憲法9条では守れないと言う人々が増えているようだ。武力には武力をでは破滅しかない。プーチンだってすぐに終わらせるつもりだっただろうが始めてしまったら終わらない、泥沼状態だ。戦争が起こらないためにはどうするべきかを考えるのが政治家、メディア、大人達の役割ではないだろうか‼(T)

2022年4月21日木曜日

はな・はるフェスタに自衛隊体験ブース

 藍場浜公園で開催の、はな・はる・フェスタ。徳島市のホームページを見てビックリ。自衛隊特設ブース。災害時の活動紹介などとあったが、自衛隊徳島地方協力本部のHPを見ると、自衛隊を体験しよう!・・V R体験・戦闘機操縦桿体験・・と。展示車両は96式装輪装甲車や偵察用オートバイ。「はなうたみたいなはるが来る」のメインテーマのおまつりに、それも会場のど真ん中に戦車を展示するようだ。徳島市にぎわい交流課に聞くと、あくまで災害時の活動紹介や災害時に使用している車両展示。自衛隊が展示することなので、なんとも言えないと。ロシアのウクライナ侵攻で戦車や戦闘機で街が破壊され、子どもをはじめ市民が殺される惨状が日に日に映し出される中で、この展示はふさわしいですか? 戦闘機操縦桿体験させていいですか? このフェスタには県と徳島市から高額の補助金が出ている。新婦人徳島県本部と徳島県平和委員会は、自衛隊に装甲車など展示はやめること、戦闘機操縦桿体験は中止することを自衛隊に申し入れるよう実行委員会と徳島市長に要請した。すると、翌日には、自衛隊はHPの文言を変え、展示の車両をトーンダウン。コックピットに入れないとも。しかし、実際にどうなったのか見ないといけない。これからの自衛隊のイベントをしっかり注視していかなければいけないと思う。(Y)

2022年4月8日金曜日

反戦デモはテロと同列?! 安保法制の危険な真実

  これでは、ウクライナ侵攻に反対する市民やジャーナリストを弾圧しているロシアのプーチン政権と同じではないかと思った。防衛省陸上幕僚監部が2020年2月、記者を対象とした勉強会に配った資料で、安保法制を発動する事態の一つである「グレーゾーン事態」の事例の一つに、「反戦デモ」をあげていた。グレーゾーン事態とは、武力攻撃に至らない手段で自らの主張を相手に強要することである。記者の指摘を受けて、「暴徒化したデモ」と書き換えて、再配布したそうだ。国会では、この文書をすでに廃棄したことも明らかになった。都合が悪いものはすぐ廃棄し、隠ぺいする得意技!でも、資料は別のところにもあった。2019年10月に、当時の陸上幕僚長が、陸自元幹部らでつくる団体での講演記録にも同じ記述。そして「グレーゾーン事態」が、「反戦気運などを高めて国家崩壊へ向かわせてしまう危険性があるもの」とはっきり述べられている。防衛副大臣は国民に誤解を与える表現だとして、謝罪したが、誤解なんかしてません。安保法制とは戦争できる法律であり、憲法違反だということがはっきりした。もし憲法九条に自衛隊を書き込む改憲がされたら、「戦争反対」と言うだけで捕まることになるかも知れない。「反戦デモ」と同じく「報道」も対象であるということも大問題であるが、なぜか大手新聞社は沈黙している。(O)

2022年4月1日金曜日

ウクライナの子どもたちを救え!!

 3月28日「ウクライナへの人道支援募金を」訴え、徳島駅前に立った。最初に募金をしてくれたのは、小学生女子二人。リュックの中から財布を出して、百円玉を数枚入れてくれた。「私、赤十字委員だから」となんとなく誇らしげ。「ありがとう。必ずウクライナの子どもたちに送るからね」と声を出そうとするのだがウクライナの子どもの姿が思い出されて不覚にも涙で詰まってしまい言葉にならなかった。二人から見たら変なおばちゃんだったね。おばあちゃんとお孫さんが顔を見合わせながらそれぞれに入れてくださったのも、心が温かくなり嬉しかった。ユニセフによると750万人の子どもたちの命と生活が脅威にさらされ、国外に避難した180万人以上の子どもたちの人身売買や虐待の被害の可能性も懸念されるという。今、ユニセフは「ブルードット」というワンストップの支援拠点の設置を進めている。突然奪われた日常を提供する子どもにやさしい空間になっている。新婦人が取り組んでいる募金もこの一部に使われる。「今すぐ停戦を」の思いと一緒に届けよう。(S)