2020年4月23日木曜日

コロナ危機の後にくる世界は?

 半年前、一個のコロナウィルスがこんなにも、世界を震撼させると誰が想像しただろう。そして政治の貧困が感染拡大のネックになっていると思うのは衆目の一致するところ。非常事態宣言の都府県は休業要請に応じた所へ協力金を出すという。対照的に政府は休業補償を頑として渋る。ドイツでは演奏キャンセルで収入が途絶えたピアニストが、インターネットで申請をして2日後に60万円が振り込まれたという。手続きは10分で終わり、今まで税金を払っていて良かったと安堵していた。生きていくために店を開かざるを得ない人たちもいる。もうギリギリで持ちこたえている中小企業ばかり。5月では遅い。すでに50近くの会社がコロナで経営破たんしている。今すぐに、もっと簡素な手続きで、命の補償を!!コロナが終わった後にくる世界が、失業者にあふれ、文化の不毛な、DVが蔓延る、さらに格差の広がったギスギスした社会でいいのかが問われている。コロナの後の希望ある日本にするために、新婦人は草の根の声を国に届け続ける。評論家の佐高信氏が「安倍さんが首相であることが非常事態だ」と言っていた。その通り。YouTubeで“手作りマスクを縫う”安倍さんの姿を見たかったなー。(S)                     

2020年4月16日木曜日

またか!経産省の虚偽文書

  経済産業省の資源エネルギー庁職員が、事務手続きのミスを隠すため虚偽の公文書を作成した。上司の幹部らも了承しており、組織ぐるみの不正行為だった。公文書は、行政機関の活動を国民に説明するためのものだ。故意に行ったことが明白なのに、虚偽公文書作成罪での刑事告発は見送るという。森友問題では、財務省トップの麻生太郎財務相は政治責任を取らなかった。改ざんを指示されて自殺した職員の手記が公表されても、政府は実態解明のための再調査を拒んでいる。職員が命を落とすほどの深刻な問題が起きたのに反省していない。公文書は行政と国民をつなぐ民主主義の土台。それを根底から揺るがすような行為を続けるようでは、行政は信頼できない。
 コロナウイルスに対して、首相が緊急事態宣言を出したが、またしても国民に「行動変容」要請するだけで自粛要請と一体に損失を補償するという立場がないため、国民の不安は解消されないままである。米ニューヨーク州のクオモ知事は「誰かが誰かを非難するなら、私を非難せよ。他に責任のある者はいない」。と宣言し全米の信頼を集めているという。一方、安倍首相は責任をとろうとせず、安倍チルドレンの佐々木政務官は「感染拡大を国のせいにしないでね」とツイートするありさま、この違いにげんなりしてしまう。(T)

2020年4月15日水曜日

これからの予定(4/14~5/1)

4/14(火)小松島支部支部委員会 10時~
15(水)徳島支部支部委員会 10時~
16(木)吉野川支部支部委員会 13時半~
21(火)母親大会実行委員会 9時半~
24(金)時事放談&学習会 10時~ 文学書道館
27(月)働くもののいのちと健康を守る徳島県センター
     第5回総会 19時~ ふれあい健康館第1会議室
28(火)ゆきとどいた教育をめざす徳島県連絡会世話人会19時
5/1(金)メーデー
※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動
※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)

2020年4月9日木曜日

あきれた「アベノマスク」

上手すぎて非難を集めた(?)
浦沢直樹氏作のイラスト
安倍首相のコロナウイルス感染予防対策、「1世帯2枚、5000万世帯に布マスクを配布」はブーイングの嵐。1世帯2枚って何故?郵送費だってすごいお金だよね。イギリスは労働者、自営業者、フリーランスの月額所得の8割33万円を上限に補償など諸外国では自粛と一体で所得保障をすすめているよ。自粛、自粛がいわれ、店を閉めたり、イベントを中止に。学校休校で給食用の牛乳キャンセルで農家も大変。今必要なのは、安心して休める補償であり、農家などの支援を迅速に進めること。私たちの命と生活、生業を守っていくのが政治。
「これは世界でおきているコロナウイルス戦争だ。ならば戦闘機につぎ込む軍事費をコロナウイルス対策に使えばいいではないか。」、「消費税を引き下げて、0にすればいいんでは」・・安倍首相にやってもらいましょう。
 地球温暖化対策、COP25で2回も化石賞を言い渡され、積極的な削減目標を求められているにもかかわらず、すえおいたまま提出。気候危機を直視できない安倍政権。原発も化石燃料も使わないクリーンなエネルギーを私たちは求めます。(Y)

2020年4月8日水曜日

これからの予定(4/7~24)

4/ 7(火)母親大会実行委員会 9時半~ 新婦人の部屋
 8(水)楽しく時事放談 10時~ 新婦人事務所
11(土)徳島支部支部委員会 13時半~
12(日)L会議 10時半~ 県本部委員会 13時~ 文学書道館
14(火)小松島支部支部委員会 10時~
15(水)徳島支部支部委員会 10時~
16(木)吉野川支部支部委員会 13時半~
21(火)母親大会実行委員会 9時半~
24(金)時事放談&学習会 10時~ 文学書道館
※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動
※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)

2020年4月2日木曜日

医療体制の充実に予算を!

 新型コロナウイルス対策で、日本中があわただしい。感染判定するPCR検査は、保健所の「帰国者・接触者相談センター」に委ねてきたため、保健所の現場では、受付時間と同時に電話が鳴りっぱなしになる、現在の職員で対応に当たるしかないという悲鳴に近い声が。
 1992年に852カ所あった保健所が2019年には472カ所に減少、職員数・医師も激減してきている。保健所は大正期からの結核に対応する目的で作られたもので、感染症対策を担う組織として設けられたものではない。感染症は伝染病予防法(1897~1999)のもと市町村が対応する仕事とされてきた。結核患者減少に伴い保健所不要論が台頭し、保健所の統廃合がすすんだが、近年のO157や新型インフルエンザなどの新しい感染症の流行で、保健所は健康危機管理の重要な組織として位置づけられるようになった。保健所の人員や予算は以前は厚労省による補助金で手当されていたが、2000年代の地方分権改革の結果、自治体の行政組織となり、自治体が担う健康問題には何でも対応しなければならなくなっている。新型感染症が発生すると、院内感染防止のための機関が必要になり「帰国者・接触者相談センター」が突然保健所に設けられた。これまで国民の生存権(憲法25条)に関わる「公衆衛生」とはなにかという議論がされずにきたことが体制弱化となっている。この機会に医療・保健体制に予算をつぎ込み専門機関の充実を願う。(O)

2020年4月1日水曜日

これからの予定(4/1~18)


4/1(水)消費税廃止各界連絡会 朝ビラ 7時半~ 徳島駅前

 6(月)機関紙部会11時半~ 6の日行動 12時半 徳島駅前
     平和部会 14時~ 県本部事務所 
 7(火)母親大会実行委員会 9時半~ 新婦人の部屋
 8(水)楽しく時事放談 10時~ 新婦人事務所
11(土)徳島支部支部委員会 13時半~
12(日)L会議 10時半~ 県本部委員会 13時~ 文学書道館
15(水)徳島支部支部委員会 10時~
18(土)再生可能エネルギー すみれ発電所 宝塚 見学
※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動
※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)