2018年11月29日木曜日

秋のひまわり学校(神山森林公園)に80人

 23日に行われた秋のひまわり学校は、大人子ども合わせて80人の参加で、紅葉を見ながら山登りにチャレンジした。今までは、ミカン狩りと河原遊びの活動をずっと続けてきたが、今年は、子ども会議のけんけんガクガクの話し合いを経て、登山にチャレンジすることになった。当日は秋晴れの中、きれいに色づいたもみじを見たり、足下の松ぼっくりを拾ったりしながらハイキングした。西龍王山頂上に立つと、眉山が見下ろせ、遠くには淡路島まで眺望できた。高学年の子どもたちは、サバイバルコースの険しい山道にも挑戦し、全員ゴールできた。野生動物のトイレ?にも出くわした。昼食後は、木の実や松ぼっくりを使った工作。どの子もすてきな作品が仕上がり、子どもは芸術家だなあとつくづく感心した。活動を支えてくださった皆さん、お世話になりました。参加した子どもたちは
、また、ひとまわり成長した。子ども会議は、引き続き次のステップに進めそうだ。(0)

2018年11月22日木曜日

若きマルクスに会いにいこう

今年はドイツの経済学者、哲学者、革命家―カール・マルクス生誕200年。人間の尊厳を奪われ、搾取される労働者と資本家が激しく対立する1840年代のヨーロッパで、エンゲルスと出会い、永遠の名著「共産党宣言」を著し、「資本論」へとつながる。その2人と時代を描いた「マルクス・エンゲルス」が徳島でも上映される。上質な映画を世に送り出している岩波ホール創立50周年記念の1作品として選ばれ、上映期間中は連日満席だったという。
とにかく、若き2人がエネルギッシュで魅力的。マルクスの妻イェニーも知的でチャーミング。当時の哲学者・社会主義者たちとの口角泡を飛ばす熱い論争も見どころ。揺れ動く時代に青春を生きた人間マルクスに会いに行こう。(S)

1124(土・祭)
①10;30~②13;30~ 
とくぎんトモニプラザ 3Fにて

2018年11月8日木曜日

ごみの減量?プラごみについて考える。

 プラごみの日、収集場所には、他のごみの日よりはるかに多くが積み上げられている。日本はプラスチックごみ排出量世界2位。今、世界はプラスチックによる環境汚染対策が急速に進められている。イギリスでは使い捨てプラスチックの全面禁止、台湾ではレジ袋やプラスチックストロー禁止の法律ができた。特に海の汚染がひどいことが
ニュースでも取り上げられているなか、海のプラごみを減らすための「海洋プラスチック憲章」がまとまった。産業界と協力し2030年までに、すべてのプラスチックを再利用や回収可能なものにすることをめざしている。イギリス、イタリア、カナダなど署名したが、日本とアメリカは署名しなかった。数値目標が義務的なもので年限が示されているということで、産業界との調整がつかず、まにあわなかったからという。先日、「プラごみ削減コカコーラ社など250社が宣言」のニュース。ごみの減量は、製造、排出業者の責任を果たさせ、国や自治体が規制など対策を本気で取り組まないと進みません。ごみ問題、ご一緒に考えていきましょう。そして国や自治体へのはたらきかけもしていきましょう。 Y

2018年11月1日木曜日

徳島病院の存続ぜひとも!

  吉野川市鴨島町にある国立病院機構の徳島病院の突然の廃止、移転計画が出されたのは、昨年末だった。うちの近くにあり、頼りになる病院がなくなる?!住民はみんな驚いた。五年前に大規模な改築を行い、新病棟ができたので、さらに充実したと思っていたのに。板野にある東徳島病院へ移転し、両病院の合計病床数を650から154も減らすという計画は、国民の命に関わることだ。近い将来、南海トラフ地震などが起こると予想され、地震や水害に強い立地条件を生かした「災害医療支援病院」として、徳島県から指定された病院である。また、四国唯一の筋ジストロフィー専門病院であり、難病拠点病院でもある。隣接して、鴨島支援学校がある。この計画に対して、地域住民が存続を求める会を作り、署名活動を行っている。3万筆を超えまだ増え続けている。吉野川市議会も存続を求める意見書を提出している。安倍政権が地方創生というのなら、病院や学校を守ってこそである。(O)