2020年7月23日木曜日

Go Toキャンペーンよりも徹底した検査の拡大を!

 「首相、私は真実が知りたい」公文書の改竄を命じられ、それを苦にして自ら命を絶った近畿財務局の職員、赤木俊夫さんの妻、雅子さんが国と佐川・元財務省理財局長を相手取り起こした損害賠償請求訴訟が始まりました。訴訟に踏み切るまでの雅子さんの心情を考えると、胸がいっぱいになる。安倍首相、麻生大臣は逃げずに真相解明の覚悟をしてほしい。
 16日の参院予算委員会で東京大学の児玉龍彦氏は「国会は総力をあげて対策をただちに始めないと、今日の勢いでいけば来週は大変になり来月は目を覆うようなことになる」新宿区での感染拡大にかかわって、感染者が集まり持続的に多量のウイルスが排出されるエピセンター(震源地)化している危険を指摘。エピセンター化した場合、観劇や電車でも感染の危険があると述べました。その上で、エピセンターの制圧には20万人以上のPCR検査が必須だ」と指摘しました。これだけ訴えてもPCR検査を増やそうとはしない。ニューヨーク州、韓国では受けたい人は無料で受けたい時に何度でも受けることができ、感染を抑えている。保健所機能の強化・支援も医療体制の整備も遅々として進まず、他国の実績を目のあたりにしてもなお、大規模検査を拒む。その一方で「GoToキャンペーン」には1兆7000億円を投じる。この状況で経済の復活はないだろう。安倍首相も麻生大臣も予算委員会には出席せず、集会を開いて「憲法改正を必ず」などと言ったらしい。国民の命などどうでもいいのだ!(T)

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