2019年6月3日月曜日

徳島県母親大会に参加してきました(全体会)

 午後は全体会と小森陽一さんの講演がありました。「子どもたちに憲法が輝く未来を!」と題した小森さんの話は、ご自身のプロフィールから始まりました。九条の会事務局長を努めておられることから、憲法学者でいらっしゃると思い込んでいたのですが、文学者で漱石に関する著書も多数あると聞きました。幼少時代をプラハで過ごし、帰国時には日本語があまり得意でなかったとか。意外な経歴とユーモア溢れる語り口で一気に引き込まれました。(帰りには書籍を購入し、サインをいただきました!)
 自民党が政権を独占しながら改憲に必要な2/3議席を取れずにいた、いわゆる55年体制とその崩壊、朝鮮戦争の只中でのサンフランシスコ講和条約の意味、日米安保条約と岸信介政権の役割など戦後日本の政治史をひもときながら、自民党改憲案がいかに危険なものか、公明党の主張する「加憲」が9条の本質を壊してしまうものであることなど、立て板に水の名調子で話して下さいました。もう一度ゆっくりお聞きしなければ頭が整理できないようです。
 今年5月3日に全国で憲法集会が開かれ、東京では6万5千人が集まる大集会となりました。安倍改憲NO!3000万署名の達成は参議院選挙で改憲勢力3分の2を阻止するもの。3000万署名を達成し、市民と野党の共闘で9条改憲を止めようと力強く締めくくられました。M
小森陽一さんの講演
四国放送ゴジカルで宣伝する実行委員会の皆さん
良い大会でした。ありがとうございました。

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