2019年6月20日木曜日

金融庁の報告書を受け取らない!に唖然


 
金融庁が発表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」が波紋を広げている。「安心してください」と言っていたのに、公的年金では足りないから自力で2000万は用意しろって詐欺だ!批判が続出した。「百年安心」の広告見出しは派手でした。注意書きに(年金制度の話であり、100歳時の収入が安心かどうかは個人差があります)とあったらしいがまったく目に入らなかった。かつてのサラリーマンだったら、退職金をたせば何とかなった。今、支給額も過去20年で平均が1200万円以上も減っている。これからは、若い頃から小額でもこつこつ蓄えよう、と啓発を試みた。世間の不安や怒りを受け、今月3日公表の報告書最終版では、原案にあった正直話がずいぶん削られたそうだ。それでも安倍政権の怒りは収まらず、「報告書は受け取らない」と。怒りを向けるべきは、少子化にも財源不足にも本気で向き合わず「安心してください」と誇大広告、を続けてきた与党政治家の方だ。(T)

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