午前中は「地球温暖化からごみ減量について考える」と題した第4分科会に参加してきました。世界の焼却炉の3分の2があると言われるほどの焼却大国日本。排出される二酸化炭素は地球温暖化を引き起こし、ひいては大規模な気候変動を招いていると言われています。最近特に注目されているプラスチックごみの問題もあります。ごみを燃やさず、減らすことは喫緊の問題であることがよくわかりました。ごみ減量は物を買うところから始まっています。リデュース(減らす)、リユース(再利用)、リサイクル(資源化)のいわゆる3Rに加えてリフューズ(断る)、リペア(修理する)の5Rを実践して本気でゴミを減らさなければいけないと思いました。
参加者の皆さんの中には、これまでごみ減量や大型焼却施設設置を進める行政との折衝をしてきた経験をもつ方が多くおられました。建設されることが決まった、徳島を含む6市町の広域ごみ焼却施設に関する諸問題についても多くの意見が出されました。「広域ごみ焼却施設ができてしまうとごみ問題についてみんなの関心がなくなってしまう」と建設予定の地域にお住いの方が危惧しておられましたが、毎日排出される大量のごみを焼却処理できる施設を造るだけでは、ごみ問題を本質的に解決することはできません。問題を先送りし、悪化させるだけです。今こそごみを作らない、燃やさない社会に転換できるよう、考え、行動しなければならないと思いました。M
第4分科会:地球温暖化から、ごみ問題について考える |
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