中村弁護士の「働き方改革」についてのお話では、政府の行おうとしている、働き方改革で、同一労働同一賃金、最低賃金の引き上げ、長時間労働の是正など、一見私たちがずっと望んでいたことを行なってくれるかのようなうたい文句で、逆に格差を拡大する政策を行おうとしていることがよく分かりました。
パネルディスカッションでは、医療介護福祉分野、学校教育分野、運輸建設分野からの現状報告があり、医療介護福祉業種では精神疾患による労災が多いこと、教員の部活動で残業代なしの過重労働があること、運輸では、長時間拘束にもかかわらず、低賃金であることなど、普段ふれることのない分野の現状を知ることができました。(M)