6月15日から始まった第2会期核兵器禁止条約交渉国連会議。初日には笠井貴美代新婦人会長もNGO団体としてスピーチ、徳島からは4500筆余りを集めた米澤正博さんが参加しています。300万人分の「ヒバクシャ国際署名」を受け取ったコスタリカのエレン・ホワイト議長の胸には被爆者からプレゼントされた赤い折り鶴バッジが、参加を拒否した日本政府代表席に置かれた2羽の折り鶴とは対照的に輝いています。2羽の折り鶴に、亡くなるまで回復を祈って鶴を折った佐々木禎子さんは悲しみと憤りを感じることでしょう。
対人地雷やクラスター爆弾禁止条約ができたように、7月7日に実効ある禁止条約ができて、核廃絶へ新たなスタートが始まることを期待しています。そして、徳島県でも始まっている平和行進で小さいけど価値ある一歩をみんなで踏み出しましょう。(S)