2025年10月17日金曜日

誰もが自分らしく生きられる社会に ~LGBTQについて考えた

 9月末に行われた日本母親大会の分科会に参加し、主に小学生から大学生のLGBTQの人たちを対象にした居場所支援の活動をしている一般社団法人にじーずの遠藤まめたさんを助言者に、LGBTQについて考えた。初めて知ることも多く勉強になった。NPO法人ReBitの最近の調査では10代LGBTQ52、9%が自殺念慮、19、6%が自殺未遂、42、2%が自傷行為を経験している。また他の調査では10代の当事者の3割超が不登校経験、4割がいじめ被害経験をしているということを聞き心苦しかった。家庭や学校での肯定的環境があることが本当に大事だと思った。最近は、偏見や不安を煽るデマがネットを中心に広がっているなかで、知らず知らずに思い込みで、トランスジェンダーの人を傷つけているかもしれない。周りにいないのではなくて、周りにいても言えないだけ。研究が進み性はグラデーションで、性の多様性が当たり前の時代になってきている。戸籍の性別で生活しているのではなく人間関係で生活している。価値観を押しつけるのではなく「あなたの好きなものを選んでいい」という話し合いができる社会に成熟させること、カミングアウトしても大丈夫だという社会をつくることが大事だと思った。(o)


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