選挙とSNSについてモヤモヤがとまらない
先日の兵庫県知事選挙の結果には驚いた。県議会全会一致で不信任になった前知事が再選されるとは。SNSを駆使したネット戦略で若い世代の票を集めたらしい。しかも自ら出馬しながら斉藤氏の応援に回りYouTubeや街頭でパワハラはデマだと拡散した候補者もいた。東京都知事選挙、10月の総選挙に続いてSNSに翻弄された感じがする。アメリカでもまさかのトランプ大統領再選があった。何年も前から公職選挙法がどんどん変わり、宣伝の仕方に制限が広がり、さらに新聞を読まない人、テレビを見ない人も多くなり、政治について国民が知る機会が少なくなってきた。そんな中、ネットが真相を伝えているというイメージが作られてきたのではないだろうか。しかし、根拠も示さず、真偽の不明な情報を垂れ流し世論の誘導にSNSを利用するのは民主主義ではない。一方的な宣伝ではなく、有権者の目の前で候補者同士が政策や信条について意見交換するような場(公開討論会など)が欲しい。(O)
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