2024年9月20日金曜日

「戦雲-いくさふむ」上映会へのお誘い

 タイトルは石垣島の抒情詩とぅばらーまの歌詞に由来する。「また戦雲が湧き出してくるよ、恐ろしくて眠れない」と山里節子さんは歌う。2013年「標的の村」から4作目となるこの映画は、三上智恵監督が8年をかけて沖縄・南西諸島を取材した最新作。8年の間に沖縄本島・宮古島・石垣島・与那国島へのミサイル部隊配備、爆弾庫の大増設、基地の地下化、全島避難計画が進み、その中で島の人びとは分断される。人々の暮らしや「屋慶名のエイサー」「久部良ハーリー」など、島々の豊かな文化は琉球弧が再び戦場になればどうなるか?2022年安保3文書で台湾有事に日本が参戦することが「実質的に」可能になり、日本中の米軍や自衛隊基地が中国軍(日米共同作戦の演習では仮想敵国を初めて“中国“とした)の攻撃対象とならない保証はない。もちろん四国も例外ではない。「今からでも遅くはない。共に目撃者になり、今という歴史を背負う当事者になってほしい」という監督と連帯したい。自民党総裁選後の総選挙は「参戦するか、しないか」がかかっているところまで私たちは追い込まれている。

9月23日(月・祝)ふれあい健康館ホール①10:30~②13:30~(S)    

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