2024年2月2日金曜日

通常国会開会 岸田首相の施政方針演説に思う

 内閣の支持率は21%(1月毎日)と低迷する中、通常国会が始まった。裏金事件で岸田首相の施政方針演説が先送りされるという異例。その施政方針演説も「やる気があるのか」と怒りすら覚える。1月元日に起きた能登半島地震は死者240人、避難者は今なお1万4000人に及ぶ。隆起した漁港や家屋などの倒壊を見て、この地震のすさまじさを思う。すぐさま被災者の救援と復旧に取り組むべきなのに、その方針の中身のないこと。「切れ間なくできることはすべてやる。」というが「コロナウイルスや大規模な自然災害を乗り越え、いのちへの向き合い方、社会の在り方を問い直す機会となる大阪万博成功のためにオールジャパンで進める」と。万博なんてやっている場合でないでしょ。万博のチケット購入したくないが8割なんだから。自民党派閥の裏金事件も「政治の信頼回復に向け、先頭に立って必ず実行していく」と言いつつ、岸田首相の自身のことも含め真相解明する意思が見えません。経済再生には一番効果的な消費税減税には目も向けません。賃上げや所得税など減税可処分所得を増える状況をとも。なんにしても政治の責任でどうするかは、いっさいのべていません。しかし9条改憲については「自分の自民党総裁任期中に改正を実現したい。‥条文案の具体化を進め」ると強行な姿勢です。

  通常国会は6月23日まで、国会に注目しよう!(Y)

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