2021年4月22日木曜日

日本の未来を担う学生を支援しよう!!

 ほっと、まんぷくプロジェクトを知っていますか?コロナ禍で生活に苦しむ学生を支援する取り組みで、毎週日曜日交互に徳大・文理大近くの公園で米、食料、野菜を無償で提供している。最近は、女性向けに生理用品も配布。久しぶりに4月11日徳大での配布にスタッフとして参加して、驚いた。時間前から行列ができ、結果過去最高の90人が集まり(40人が新入生)食材がすべてなくなるという事態に。学生の貧困に心が痛い。「これでしばらく食べていけます」という笑顔に、おばさんは「本来なら、受験勉強から解放され、サークルや授業で新しい出会いを体験する人生で一番楽しい時期のはず。お金のことなど心配せずに将来の日本の担い手としてしっかり学んでほしい。」と心から願うばかり。外国では高等教育は無償のところが多い。湯浅誠氏が言う「すべり台社会」にならないよう、ここは、私たち大人がしっかり支えたい。プロジェクトは今まで、のべ1796人の学生を支援しているが、募金が底をついている。米、レトルト食品、野菜、そして、カンパのお力添えをお願いしたい。(S) 

2021年4月15日木曜日

オリンピック中止してコロナ対策に全力を!

 先週の新婦人しんぶんの、ニュージーランド滞在記を羨ましく読んだ。女性参政権発祥の地、コロナ対策の模範国、国定教科書はない、この世に生まれてきたのは楽しむため、食料自給率300%、政府は一貫して国民の生命と経済を天秤にかけない、国民は政府を信頼し、政府は国民を信頼する。

 日本はというと、オリンピックは絶対やると菅首相、経済効果があるからGoToトラベルは再開すると二階幹事長、病床確保のための緊急支援は2693億円の予算額に対し決定済み29億円、わずか1.1%のみしか使ってない。医療機関はマスクさえ足りてないという、PCR検査は増やさない、学校には教員を増やさず、使えないタブレットを配り、現場を混乱させている。教員の魅力を伝えようと文科省が立ち上げた「#教師のバトン」は現、元教員から、現場の悲惨さが次々出でこのままではバトンを渡せないと炎上!、聖火リレーで「オリンピック反対、中止」をと声をあげた部分は音を消され(NHK)(もともと聖火リレーは1936年のベルリン五輪で、ナチス政権がプロパガンダを目的に考案した演出ということも報道しない)、食料自給率はどんどん下がり、政府は国民を取り締まることばかり考え、国民は政府を信用していない。どうにかしないとですね。(T)



2021年4月14日水曜日

これからの予定(4/14~30)

 4/14 (水)楽しく時事放談10時~ 新婦人の部屋

  15(木)吉野川支部支部委員会

  17(土)阿南支部支部総会 10時~女性センター 羽ノ浦

       徳島支部支部委員会 13時半~

  21(水)時事放談&学習会 10時~ 文学書道館

       徳島支部支部委員会 10時~

  30(金)母親大会実行委員会 13時半~

※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動

※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)


2021年4月10日土曜日

ごみゼロフォーラム学習会

 4月3日(土)「プラスチック汚染を考える」学習会が行われました。第一部はプラスチックとは何か。一言でプラスチックといっても、様々な用途で使われて私たちの生活に不可欠なものになっています。問題は容器包装用のプラスチックの使い捨て。日本ではプラスチックごみの7割にものぼるとか。徹底した分別とマテリアルリサイクル(物から物への再利用)が有用とのことでした。第2部は海洋プラスチック汚染を考える~人新世を生きる~。年間800万トンと試算される海洋プラスチックごみ。2050年にはプラスチックごみの量が魚の量を上回るという予想もあります。また、マイクロプラスチックやそこから溶け出す有害な化学物質、さらに細かくなったナノプラスチックの生物への影響は計り知れません。人類の経済活動がまさに地球を壊そうとしている今、私たちは何をすればよいのか。報告はホセ・ムヒカ氏の哲学的な言葉で締めくくられました。



2021年4月8日木曜日

コロナ感染拡大「第4波」か?こんな中でも東京五輪オリンピックするの?

  緊急事態宣言の全面解除後、再びコロナ感染者が大阪や兵庫などで急増。徳島県でも連日感染者が出ており562人に(4/2現在)。変異株も確認されています。こんな中、東京五輪の聖火リレーが3月25日福島を出発、徳島県は4月15日と16日に行われる予定です。

  東京五輪オリンピックとパラリンピックについて『中止を』という声が広がっています。宮本亜門氏は「炎上覚悟であえて言います。僕は日本から中止をする意思を表明するべきだと思います」と発言。パラオリンピックの秋山里奈さんは「練習環境も国によって差がある。平等であるべき、オリンピック・パラリンピックに不平等が生まれる」と聖火ランナーを辞退。他にも辞退者続出。

  コロナはもう「第4波」の入り口に。感染力が非常に強い変異株の広がりは恐怖です。コロナ感染は無症状者からの感染が多数占めるところに最大、かつ厄介な特徴があります。政府は1日1万件のモニタリング検査を目標にしていますが、実施は650件。少なすぎます。100倍、200倍にと専門家は言っています。とにかくオリンピックの開催は中止すべきです。聖火リレーも。(Y)

2021年4月1日木曜日

「ブラック校則」の見直しを

  いよいよ4月、学校は新学期が始まる。期待とちょっと緊張した新年度の子どもたちの顔は、生き生きとしていて、こちらまで心がなごむ。でも、学校をめぐる課題は、いろいろな問題を抱えている。「ブラック校則」もその一つ。地毛が少し茶色かかっていたり、くせ毛だったりする子どもは多いのに、「黒髪ストレート」以外は認めないという校則が全国に存在する。教師の指導により不登校になった生徒の事例がニュースになっていた。国会でも取り上げられ、学校の決まり等が原因による不登校の児童生徒数は5,572人と報告された。心が痛む数字である。下着の色は白色という校則の学校もある。守っているかどうか調べられる思春期の子どもたちの気持ちを想像して欲しい。先月の参院文科委員会で、文科大臣も校則改善について前向きな答弁をしている。基本的人権を侵害するような校則は見直すよう声を上げなければ・・・。一昨年、東京中野区で、小6年生が「女子も男子もズボンとスカート選べるように」と区長に手紙を出したことがきっかけで、「制服自由化宣言」が出された。手紙には「自由でもいいんだ、自分らしくと分かる町になる」とも書かれていた。子どもの気持ちを受けとめ、ジェンダー平等に配慮した自由化宣言が、もっと広がるように私たちも頑張らなくてはと思う。(O)