2019年10月24日木曜日

やるせない、教諭の同僚いじめ

 神戸市立小学校で、20代の男性教諭が先輩教諭4人から暴力などのいじめを受け、休職している事件。連日のようにメディアで画像も放映され、いじめの内容も50項目にも及び、被害者の教諭が他にもいるなど事件は深刻度を増している。これでは、いじめられている子ども達は一体どこに相談すればいいのだろうか?
市教委報告の「教員間のトラブル」という単純なものではない。加害教諭の「悪ふざけのつもり」という人権感覚のなさにも驚く。事件の全容と原因の解明が待たれるが、教育評論家の尾木直樹氏は事件の背景に、学校で教師の民主的で自由な学校運営ができていない管理体制があると指摘する。教師が自由にものが言え、平等に学校運営に参加し、誰もの人権が守られてこそ、子ども達の人権侵害を許さない、いじめのない学校になるのだと思う。(S) 

0 件のコメント:

コメントを投稿