国連本部で先日開催された気候行動サミットでの、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんの演説は、地球に住むすべての人々のことを本気で考えた知性あふれる言葉だと思った。「生態系全体が崩壊しつつある。30年以上、何の曇りもなく科学は示してきたのに、どうすれば目をそらし、これで十分だと言えるのか」地球温暖化を防ぐために取り組まず、とりあえず中身のない言葉でやり過ごしてきた先進国の首脳たちに怒りを込めて追及した。トランプ大統領は温暖化そのものを否定しパリ協定からの離脱を表明し、中国も新しい目標を出さず、日本に至っては安倍首相は欠席、環境相小泉氏が意味不明の発言。G7(主要7カ国)で唯一石炭火力発電を増加させているということに何の対策も示さず、今回のサミットの重要性を全く認識せず明らかに逆行している。科学者の真摯な研究にしっかりと向き合ってほしい。「若者を裏切るなら許さない」グレタさんの言葉が全世界に広がりつつある。毎年のように自然災害が起こって復興はまだまだである。気温上昇による災害が大規模化している、政府の皆さんしっかりして!(O)
0 件のコメント:
コメントを投稿