2024年7月5日金曜日

子どもたちを危険な万博に連れて行かないで


県庁内には、万博開幕まで290日の電光表示があった。

今、会場など建設を超特急で進めようとしていますが、パビリオンの建設が難航しています。撤退する国もあり、また物価高騰などで建設業者が決まらず、費用が最大76億円も積み増しになる見込みだとも。費用が青天井に膨らんでいく。

私たちは、「爆発の起こる可能性のある、危険な万博に学校行事として子どもたちを連れて行かないで」と国会と徳島県知事に要請しました。県への要請時に、加戸徳島市議が沖洲小学校は参加を見送ることにしているが、学校はガス爆発のことを知らなかったと、発言しました。その後、県議会や市町村議会でこのことが取り上げられています。

徳島県議会経済委員会での状況を達田県議から聞きました。「昨年の調査では学校で50%、生徒数で60%だったところ、その後の意向調査では26%。安全性に問題がある夢洲に子どもたちを動員する予算が入っている議案に私は反対、他の委員は全員賛成でした」と。

上勝町では平原議員が、大阪・関西万博への学校行事からの参加の問題を質問。町教育長が「安全性などの確認ができないので、現時点では、学校行事としての参加は困難」と答弁。思わず拍手しました。一方、三好市議会では天羽議員が市教育長に小中学生の大阪万博見学会修学旅行に参加させるべきでないと求めましたが、市内の小学校5校と中学校1校が参加を検討中。引率責任のことで質したところ、事前に行って下見するとのこと。ただ自信なさそうな教育委員会答弁だったようです。

万博の開会までに会場が出来上がらないかもしれないような、突貫工事で安全確保や、ましてや下見など到底無理。

子どもたちを学校行事で万博に連れて行かないでと各教育委員会に声を届けましょう。  (Y)


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