2022年7月8日金曜日

憲法を教えない学校教育!これでは主権者になれない!


 最近、世論調査で、憲法改正に賛成する割合が半数前後になっている。でも、何か困ることがあるから、憲法を変えて欲しいと思っている人はどれくらいいるのだろうか。改憲に執着している一部の人たちに流されているようだ。そもそも、憲法とは、国家権力を制限し
,人権を保障する法であるという本質が、学校で教えられていない。文科省の小学校社会の学習指導要領に、「日本国憲法は、国家の理想、天皇の地位、国民としての権利及び義務など国家や国民生活の基本を定めていること」ある。憲法に書かれていることは「理想」ではない。国家権力に向けられたルールである。「天皇の地位」を詳しく教えるより、権力濫用によって人権侵害や戦争が行われた反省から日本国憲法ができたという歴史的意義を教えるべきだ。「国民の権利と義務」が最後にきているけど、国民の権利をまずしっかりと教えなければならないはず。権力は濫用しがちだから法で縛るという大事なことが教科書に書かれていないから、権力を縛ることで私たちが自由に暮らせるという人権の核心が教えられない。人権教育が、ヨコの関係の思いやりの心を育てる、いわゆる民法の問題を教えることになっている
。国家権力が私たちの人権を尊重した政治をしているかという視点で教えないから、政治と自分が結びつかず
,憲法違反の政治が行われていても危機感を持たない。このような教育を受け、採用試験では条文の暗記問題が出題され、教員になる。(非・立憲的)な国民が増える一方だ。(O

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