2022年1月13日木曜日

「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。」を読んでみた!

  56歳、相撲・音楽フリーライター和田静香さんが、「なぜ君は総理大臣になれないのか」の衆議院議員小川淳也氏の協力を得て書き上げた本。コロナ禍でバイトをクビになり、それまでにも感じていた閉塞感が何なのかを探るべく議員に突撃する。たのもー!わからないことは恥ずかしいことではないと、食らいついた問題は、少子高齢化の人口問題、国家財政・税金問題、雇用・男女賃金格差・社会保障・定年制・移民など労働問題、環境・エネルギー・原発問題、沖縄・オリンピックから見える政治の問題、人生の幸福について等々。参考文献63冊を読んで臨んだ面談の結果、和田さんが納得することも、もやもや感が残ることもあったが、小川氏との対談を積み重ね、信頼を築いていく過程こそが民主主義だと体感し、自分の不安が日本の不安だったことが分かった。全く同感!「聞く力」をお持ちの首相にも、「対話」を公約としてきた市長さんにも、読んで貰いたい。私的には、「思うことと考えることは違う。思っている間は出口は見えず、暗闇でグルグル迷うだけ、考え
対話して、解決策が見える」という文にハッとさせられた。今年の課題です。どすこい!(S)  


0 件のコメント:

コメントを投稿