2020年8月6日木曜日

コロナ後の学校は?

 新型コロナ感染拡大をきっかけとして、学校の少人数学級実現への願いが大きく広がっている。コロナ禍で生まれた学びの遅れ回復や心のストレスのケアに、少人数学級が有効だということはほぼ異論がないと思う。文科省が少人数指導と少人数学級を実施した学校に行った2005年の調査では、少人数学級で子どもの学力が向上したと思うかの問いに「そう思う・とてもそう思う」との回答が98.7%を占めた。また、「不登校やいじめなどの問題行動が減少した」との回答も88.9%に上った。大阪府箕面市が19年度に不登校だった児童・生徒を対象に行った調査では新型コロナの緊急事態宣言後分散登校で学級編成が9人だった時は49%が登校、20人になると42%、40人に戻すと32%に低下。コロナ後の学校は、少人数学級に進むしかない。また、分散登校のとき、給食を食べて子どもたちが帰った後、教材研究や、子どものノートを見るなど、ゆとりができて教師の仕事とは本来こうなのだとしみじみと語った先生の声。感染予防のために出張が全くなくなり、学校でゆっくり仕事ができるという声も聞いた。教師がゆとりを持つことが、魅力ある授業づくりに不可欠だという証明では・・・。学校をコロナ前と同じに戻してはいけない。思い切った改善をしてゆとりのある学校づくりこそ、コロナ禍を乗り越えた子どもたちへのプレゼントだ。(O)


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