新型コロナウイルス対策の台湾政府の対応がうらやましい。最も早い段階の1月下旬には中国人の入国制限を強化し、2月上旬に全面禁止に踏み切った。3月9日までに入国制限に踏み切れなかった安倍政権とは対照的な行動だ。一方、防疫の現場を支えている衛生福利部長は「情報が多いほど、パニックは防げる」として、毎日記者会見を行い、メディアから手が挙がらなくなるまで質問を受け付ける。日本政府の事前に決まっている質問しか受け付けず、短時間で去ってしまう記者会見とは大違いである。
なんとしても国民を守るのだという気概が感じられる台湾政府、国民に自粛要請、指示ばかりだして、責任の所在をはっきりさせない、安倍政権。そしてどさくさに紛れて「特措法改定案」を可決する。(考えていることはいつでも戦争する国作り)賛成する野党も情けない。危機管理能力のなさを晒した政権与党、9年前の東日本大震災でみた光景と同じではないか(もっとひどいかも)。今回の経済的打撃も「出口」戦略を示さない安倍政権による「人災」だろう。
そんななか「娘に性的暴行逆転有罪」判決!の知らせ。フラワーデモなど全国で、あきらめずに行動した結果だと思う。世界は確実に変化している。(T)
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