2020年3月5日木曜日

いつの間にか食の安全が脅かされている

 「種子法」が廃止され、初めて知ったことがたくさんある。種子法は1952年主要農産物(米・麦・大豆)の安定的供給をするためにできた。戦後食糧難の時、主食を守り国民を飢えさせないという政治的な価値が見てとれる。その後、地域や風土にあった優良な品種が研究され、美味しいお米が食べられている。法あればこそ、都道府県は、種子を守るために開発・供給体制をきちんととらなければならなかった。その「種子法」が2年前に突然廃止されてしまった。民間企業の参入で、種子の開発が進むという理由らしいが、資本力のある多国籍企業に、今まで培ってきた技術や施設を提供するためであり、結果、農家は高い種を買わされる羽目になる。しかも、農薬・肥料のセット売り・・・。そのうえ今国会で、「種苗法」の改定ももくろまれている。通ってしまえば、農作物などの自家採種・自家増殖ができなくなり、企業の作った高い種や苗を買わなければならなくなる。農薬や、遺伝子組み換え作物など、生態系破壊も同時に進んでいる。今、多くの自治体では種子法に代わる「種子条例」を制定し始めた。徳島でも、請願署名に取り組んでいる。大きく広げて食の安全を守りましょう。(O)

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