吉野川市鴨島町にある国立病院機構の徳島病院の突然の廃止、移転計画が出されたのは、昨年末だった。うちの近くにあり、頼りになる病院がなくなる?!住民はみんな驚いた。五年前に大規模な改築を行い、新病棟ができたので、さらに充実したと思っていたのに。板野にある東徳島病院へ移転し、両病院の合計病床数を650から154も減らすという計画は、国民の命に関わることだ。近い将来、南海トラフ地震などが起こると予想され、地震や水害に強い立地条件を生かした「災害医療支援病院」として、徳島県から指定された病院である。また、四国唯一の筋ジストロフィー専門病院であり、難病拠点病院でもある。隣接して、鴨島支援学校がある。この計画に対して、地域住民が存続を求める会を作り、署名活動を行っている。3万筆を超えまだ増え続けている。吉野川市議会も存続を求める意見書を提出している。安倍政権が地方創生というのなら、病院や学校を守ってこそである。(O)
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