2018年1月3日水曜日

謹賀新年

 2017年は、政治の劣化が目立った一年だった。森友・加計疑惑に逃げ続け、国会も開かず、勝算ありと思ったら突然の解散、有権者得票率の17%しかないのに評価されたとひたすら争点隠しをした憲法改悪に早速着手する。福島原発事故の検討不充分なままでの原発再稼容認。北朝鮮に対して対話を模索もしない無策。核兵器禁止条約に署名もしない非人道性…。挙げたらきりがない。
 一方、市民社会の運動は確実に実を結びつつある。市民連合の運動は野党共闘で、「改憲勢力の全面勝利を阻止し」(浜矩子さん談)、ヒバクシャの運動はICANのノーベル平和賞につながっている。未来は明るい。
 創立55年を迎えた新婦人は今年も、会員一同手を携え合って多様性のある社会、弱い立場の人々に手を添えられる社会づくりのために頑張ってまいります。昨年の皆様への感謝と新春に熱烈な決意を込めて(S)