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新日本婦人の会(新婦人)は国連NGOに認定されている女性団体です。 このブログは、とくしまの新婦人が日々の活動を綴った記録です。 発足以来60年、草の根から平和を守る運動を続けてきた私たちとご一緒に行動しませんか?
2017年5月3日、安倍首相は突然、「新たに憲法9条に自衛隊の存在を書きこむ」と述べ、衆院選挙の公約でも初めて改憲を打ち出しました。そして選挙の結果改憲派が3分の2を占めたことでその動きを加速しています。
総選挙が終わり、新聞テレビでは「自民安定多数、勝利」「改憲派3分の2」などの文字が躍っていた。前回の総選挙の時も「与党大勝」と報じ、憲法発議が可能になったと言っていた。果たして自民党がそんなに支持されているのかといつも疑問に思う。それは、小選挙区制という選挙制度のからくりにあるとしか思えない。比例の得票率で自民党は33%しかない。支持率も3割から4割、なのに6割もの議席がとれる。小選挙区だけなら約8割も獲得している。支持率と議席数が合わない。死票が多いから、投票意欲が下がり投票率も低くなるし、とても非民主的な制度だ。当分この麻薬のような選挙制度は変わりそうもない。だから、市民と野党が共闘し安倍政権に立ち向かっている。虚構の多数派にとって市民の声ほど怖いものはない。憲法9条を変えるなんて許さないという声を高々とひびかせよう。(O)

15日朝はまたまた北朝鮮のミサイル発射のニュース一色であった。「建物の中に隠れるか地下街に避難してください」と言われても徳島には地下街はない。だいたいJアラームが発動されて数分後には北海道上空を通り過ぎ、2000キロ離れた太平洋に着水しているのに延々とニュースが続く。もちろん北朝鮮のミサイル発射は許せないけど、この騒ぎようはなんだろう。とてもそらぞらしい。次の国会で憲法9条に第3項を付け加えることを考えている現政権への後押しの報道だろうか?そんなに危険なのなら、あおるような報道ばかりせずに、「国民を守るために外交努力をしています」とか「地下街を作ります」とか言ってほしいものです。「ミサイル防衛」費に1791億円、弾道ミサイル迎撃システム2基(1基約800億円)を追加予定(迎撃は絶対無理といわれているのに…)、アメリカの言い値で買う予定らしい。軍事費、大企業の内部留保は過去最高、こんな政権早くなくなってほしい!「安倍9条改憲NO」署名(全国市民アクション)がスタートします。社会を変えるのは市民です。(T)
北朝鮮は「ミサイル発射はグアム島けん制の『前奏曲』」といい、トランプ大統領は「テーブルの上にはすべての選択肢ある」と軍事的手段もありうることを声明。挑発的なやり取りで、偶発的な事態、思わぬ軍事的な衝突が起きかねない状況であり、深刻な被害を受けるのは日本と韓国です。北朝鮮に対し「対話は意味がない。制裁と圧力を強める」いう日本政府。「対話で解決を!」こそ今、進めるべきではないでしょうか。そんな中での核実験です。また、7月の国連総会では核兵器禁止条約が採択され、「核兵器のない世界」へ向けた新たな前進をめざしているもとでの許せない行為です。![]() |
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