2024年10月18日金曜日

#さようなら 自民党政治 私が変える!

 1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田厳さん(88)の無罪が確定した。「検察側の証拠が捏造と判決されたことに『不満』で『承服できない』がこれ以上容疑者の法的立場を不安定にできないので控訴しない(畝本直美検事総長の談話)」のだとか。 裏金議員には激甘で突然死刑囚に仕立て上げられ人生をめちゃめちゃにされた人に対してはこの期に及んでもほぼ非を認めない。なぜこのような冤罪が生まれたのか、今後起こらないように検証しなければならない!無反省なことに驚く‼

 石破茂新首相は予算委員会も開かず、早々と解散総選挙を決めてしまった。首相が自分の都合で選挙日程を決められるというのもおかしい、解散総選挙するほどの争点があったのだろうか。そんなことを言っても、もう投票日は決まっている。マスコミやメディアは、エネルギー、食料、気候危機など真剣に議論しなければならないことが数多くあるのに政局の話ばかりで政治不信になってしまいそうだ。(それが政権党の思う壺、無関心でいてくれるほうが都合がいいのだ。)

 それぞれの政党がどんな政策を出しているか、これまで何をやってきたか、きちんと見極めて投票したい。

 新婦人しんぶんは投票日まで選挙特集が掲載される。班や小組で、「選挙に行ってる?」「推し政党はある?」「どこで決めてる?」などおしゃべりして選挙に参加しよう。(T)


2024年10月14日月曜日

さあ総選挙 自民党政治はもうごめん 私たちで変える!

 石破茂新首相は、首相就任記者会見で、「『共感と納得』の政治をまっすぐ進める」と強
調しましたが、首相就任前の発言の「手のひら返し」を連発。「今、解散すれば勝てるとばかりに解散することは、憲法の趣旨に反する」と言っていたのに、支持率も上がったところで今が有利と党利党略の解散。裏金議員を公認するかどうか、裏金疑惑解明も腰砕け。統一協会とのかかわりも石破首相を含めて5人も入閣、調査も明言せず。選択的夫婦別姓はあるべき姿といいつつ公明党との連立政権合意には含まれず、また意思決定の場に女性が参画をとの主張も女性閣僚は5人から2人に減り、ジェンダー平等政策でも言行不一致。そして女性閣僚のひとり、三原じゅん子氏の「こども政策担当相」については「はて?」と首をかしげたくなります。

 石破首相は自民党きっての改憲タカ派。自衛隊を国防軍にと主張してきました。岸田首相の申し送りである「早期改憲発議」を在任中に改憲すると明言しています。「アジア版NATO」など軍事同盟の強化やアメリカの核兵器を日本で運用する「核共有」の検討に前向きです。くらしを守る具体策はなし。原発は最大限に利活用する。行き詰ってしまった岸田首相から石破首相に表紙が変わっても自民党政治は変わりません。

さようなら自民党政治。  わたしたちが変える!

裏金・戦争国家はNO!  変えよう ご一緒に。(Y)

2024年10月4日金曜日

急速に進む戦争準備 ~映画『戦雲』を観て知った~

 沖縄本島から500㎞余り離れた台湾との国境に最も近い与那国島、人口1700人弱の島に200人の自衛隊員と関係者が駐留している。「国を守るためと政府が言ってるから」「人口が増えるのは良いことだ」と、島は自衛隊を受け入れた。島の人々は隊員達と普通に付き合い、お祭りにも一緒に参加して交流する。しかし、住民に何も知らされないまま、ミサイル基地建設が決まり戦車やPAC3積載車が公道を走るようになった。戦車が200台やってくると、見ていて恐怖を感じる。もし徳島で国道192号に戦車が走っていたら・・・。防衛省の住民説明会では、「戦闘が起こったら住民は見捨てられるのか」という島民の声に、自衛隊員は「絶対に皆さんを守ります」と力強く言い切った。船や航空機で九州のどこかに一時避難することはできるかもしれない。では、牛を育てている人、農作物を作っている人、海で漁をしている人などの生業はどうなるのか。住民を守るというのは、一時命を救うことではない。「国を守る」と言って宮古島、石垣島、沖縄本島、奄美大島など小さい島で、住民の集落のすぐそばに、弾薬庫や実弾演習場、シェルターなどがどんどん造られている。自衛隊基地に賛成していた人も、「基地があるから、ミサイルで攻撃されるかもしれない、何もない島のままだったら普通の穏やかな日常生活ができた。自衛隊はいらんね。」とつぶやく。基地強靱化は、まだまだ続いていく。多少の犠牲は仕方がないという、多少の中に私たちが含まれている。安保法制=戦争法はすぐ廃止を。(O)