2023年12月1日金曜日

国立大学法人法改正案は廃案に!

 TVドラマで「おいしい給食」シーズン3が放映されている。1980年代の中学校が舞台で、給食が大好きな教師と生徒がバトルする。バトルといっても給食を工夫して食べ、「こっちの食べ方が美味しいぞ」的な感じだ。シーズン2の時は、生徒が理科の実験室からアルコールランプを借りてきてチーズフォンデュに、今回は函館が舞台でストーブの上にパンをおいてピザトーストに、ご飯をバトンでのして(ナン風に)ストーブで焼いて食べたりと、とても発想豊かだ。教師役の市原隼人のリアクションがまた面白い! こんな給食タイムだったら楽しいだろうなと思う。子ども、いや、大人もなんでも自由に考え、試行錯誤し、失敗したり、成功したりする時間、空間はとても大切だと思う。

「安倍政権以来、政治が教育現場に口出しするようになった。政治が口出し、手出ししたことで良くなったことは一つもなく、ただただ仕事が増えただけで(管理、査定、評価、格付けで現場が良くなるはずがない)教員達は疲弊し、不登校は増えている。政治は現場からの要請にどれだけ支援できるかだけ考えて欲しい。」と内田樹さん(神戸女学院大学名誉教授)。そして今度は「国立大学法人法改正案」なるものを出してきて、政府が大学への介入を強めようとしている「大学は本来、金儲けの場所ではありません。国立大学法人化から20年で国立大の予算は減らされ、研究力が低下し、それが国力の衰退につながっている。国立大の基本は、国の力で人を育てること。研究・学問より儲けが優先なら、何のための国立大学なのか。本末転倒です」と寺脇研さん(元文部官僚)。なぜ次から次へとおかしな法案ばかり出してくるのだろう。現場は現場にまかせてお金だけ出してくれた方がよっぽど国力は上がるだろう。(T)

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