2023年8月18日金曜日

「教員の長時間勤務に歯止めをかけ、 豊かな学校教育を実現するための全国署名」を広げよう


  全国的な教員不足が問題となる中、ついに教育研究者の皆さんが声を上げ、署名をよびかけた。①教員にも残業代を支給すること②学校の業務量に見合った教職員を配置すること③これらを実現すべく教育予算を増額することの3項目が掲げられた。佐藤学東大名誉教授をはじめ、内田良名古屋大教授、尾木直樹法政大名誉教授など20人の著名な学者の方々が「このままでは学校が持ちません」「教員の元気を取り戻し、子どもの豊かな成長を」と教育研究の成果に基づいて、3項目の事項実現が不可欠だと訴え、わかりやすく資料をつけた署名用紙ができている。ぜひ、賛同署名を広めたい。徳島県でも、教員不足は深刻で病休・産休などの代わりの先生がなかなか見つからない。教育委員会は、正規採用を増やそうとせず、35人学級のための県単独の教員採用が行われていないため、なおさら臨時の先生が見つからない。先日県教委は、県外での2年以上教員経験者を採用する計画を発表していた。まあそれはいいことだと思うが、理由を聞いて唖然とした。曰く「優秀なやる気のある教員を採用するために」だそうだ。では、県内で何年も臨時教員をしながら、採用試験を受け続け、正採にならなくて、でも実力があり「また来年も本校で勤めてください」と頼りにされ何年も続けて同一校で臨時教員として働いている方が何人もいる、その方々こそ優秀なやる気のある先生ではないのか!もっと足下を見よ!と言いたい。(O)

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