2022年9月15日木曜日

「選択的夫婦別姓制度」実現のため徳島県議会むけ署名に取り組みましょう

  日本では、法律で結婚したら同じ姓を名乗らなければいけないことになっている。こんな法律があるのは、世界でも日本だけといってもいいほど珍しい。同じ姓になってこそ家族の絆ができるので別姓は反対という人もいる。その考えも認めた上で、別姓を望む人が姓を選ぶことができるという「選択的夫婦別姓制度」なのだから、制度ができるのに何の支障もないはず。こんな簡単なことはないと思うのに、なかなか実現しない。このたび、ジェンダー平等部の有志で「とくしま選択的夫婦別姓制度実現フォーラム」を立ち上げた。徳島県議会に対して「選択的夫婦別姓制度の導入実現のため、政府及び国会に対し、民法改正を求める意見書を提出すること」を請願する署名を集めることになった。知人に、一人っ子同士のカップルがいて、どちらの姓を名乗るかが決まらなくて、なかなか結婚できなかった人がいる。年を重ねていくことで、出産のリスクも出てくる。姓の問題で人生が変わるなんて不合理だ。仕事によっては、改姓が複雑な手続きや信用にも影響する。新婦人しんぶんの記事に山口智実さんが、統一協会や日本会議がジェンダー平等の前進を阻んでいるという指摘をしていた。そういえば数年前の選挙の党首討論のとき、選択的夫婦別姓に賛成の手を上げなかったのが、唯一安倍晋三氏だけだった。理不尽な夫婦同姓強制ではなく、誰もが自分らしく生きられるよう、制度の実現目指し、署名を広げましょう。(O)

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