「日本が有事において『敵基地攻撃』を行った場合、相手国から核兵器による反撃を受ける可能性があり、これに備えるため、政府は米軍の核戦力と一体化した作戦計画を作り、非核三原則を見直し、日本への核兵器持ち込みを容認すべきである。」こう提言したのは笹川平和財団です。「敵基地攻撃」が核による反撃にエスカレートすると想定、核持ち込みや日米一体の核使用体制強化を提言している。自公政権が進める軍拡路線がいかに危険かを浮き彫りにする内容です。(平和新聞より)
笹川財団と言えば、1976年~1994年まで放送していたCMで「一日一善」「世界一家人類皆兄弟」と言っていた笹川良一が作った財団だ。人類皆兄弟と言ってた人が、結局のところモーターボート競艇(ギャンブル)で大儲けしたお金で慈善事業をしていたと知った時はショックだった。さらに統一教会を大きくするために力を注いだ人物であったことも驚きだ。
戦後・被爆80年のこの夏は戦争・原爆の被害を扱うTV番組が多かった。被爆者は思い出すのも辛い体験を今、伝えなければと身を削って語っている。平和財団と平和を名乗っているなら、甚大な被害を与える核による安全保障ではなく核に頼らない安全保障体制を構築するべきではないだろうか。参議院選挙東京選挙区で「核武装がもっとも安上がりであり、最も安全を強化する策の一つだ」と話した参政党のさや氏が当選したことも恐ろしい。被害者の苦しみをまったく知らないのではないか。雰囲気だけで投票したチョロオジたち反省してほしい。(T)
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