を求める抗議文を提出する事態になった。しかし市長は謝罪はしても「信念を持って発言している」と発言撤回はしなかった。そもそもむりやり学校へ行かそうとした結果、自殺者が増えたことに、どうにかしなければと考えた親たちが学校以外の場の居場所をと、悩み、持ち出し、手弁当で作ったのがフリースクールだ。(2022年不登校の小中学校生は約30万人2年連続前年度比2割増し、そして10代、20代で最も多い死因は自殺。96%の子どもがフリースクールに入って良かったと答えている)。 憲法26条には「子どもが学校へ行かなければならない義務ではなく、子どもに教育を受けさせる義務があるのは国で、子どもには教育を受ける権利がある」と定められている。さらに2017年施行の「教育機会確保法」では、不登校の児童生徒が学校以外の場で行う多様な学習活動の重要性を明記し、国や地方自治体に必要な施策の実施を求めており、学校外の学びの場は法律にも位置付けられている。首長さん方はどこまで理解しているのか。 不登校の子どもに税金を返してくれる国もあるというのになんという違い。すべてが「おれの言うことを聞け!」的な発想、日本が30年間停滞している理由がわかる。
深澤真紀さん(関西大学特任教授)は「私の言うことをおかしいと思ったらおかしいと言える学生になってね」と講義していると言う。それが教育ではと思う。 首長選挙には子どもや家族を傷つけない人権意識を明確にもった人に立候補してもらいたい!(T)
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