そして、現代の危機に立ち向かう新しい理論的武器になっているのが晩期マルクスの膨大な「研究ノート」。斎藤氏も加わる新しい「マルクス・エンゲルス全集」刊行が100巻を超えるというから遠大な計画だ。
さて、3.5%とは何か?政治学者の研究によると3.5%の人々が非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が大きく変わるという。斎藤氏は資本主義と気候変動の問題に本気で関心を持ち、熱心なコミットメントをしてくれる人々を3.5%集めるのはなんだかできそうな気がしてこないだろうか。と呼びかける。草の根からの運動を続ける私たちに元気をくれる一冊。である
ちなみに今月のNHK[100分de名著]は「資本論」解説は斎藤幸平氏。(S)
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