就職氷河期に社会に出て、人生の節々で傷つきながらも人間らしいくらしを求めて社会活動に出合った30、40代の若い世代。社会のしくみを知り、歴史の見通しを持つことが大事ではないか、著者と若い世代との対話の中で生まれた本です。
「もうけ第一」のしくみから抜け出せば、人間一人ひとりがもっと自由に豊かにくらせる社会は可能です。次にくる未来に思いを馳せながらご一緒に読むのもいいですね。
川田さんのお話を始めてお聞きしたのは、日本母親大会で。その後、原水協の大会の時にも。芸術にも造詣の深い川田さんのひそかなファンとしてとっても楽しみにしています。
社会を変える23章 そして自分も変わる
著者 川田忠明さん 新日本出版社発行