新婦人の会と日本婦人団体連合会(婦団連)が毎年春に取り組んでいる、ジェンダー5署名がスタートした。日本のジェンダーギャップ指数は、146カ国中125位と過去最低となっている。その中でも、賃金格差が最も大きな問題だと思う。昨年政府などの国の機関が公表した男女賃金格差の試算では、女性が多くを占める非正規職員は、正規の男性職員と比較して、4割弱の賃金であった。公務員でこのような格差がある。民間でも同じ事が言えるであろう。企業ごとに男女賃金格差の公開を徹底させて対策を実行させるよう国が主導するべきである。非正規職員を正規にし賃金格差をなくすことは言わずもがなである。女性が多いケア労働の賃金も少し上がったというが、まだまだほど遠い。また、自営業など家族従業者の働きを必要経費と認めない所得税法56条の廃止も長年の要求であるが、なかなか実現しない。戦前の家父長制の名残のような制度がたくさんあり、ジェンダー平等を妨げている。署名をしながら、身の回りのジェンダー問題についておしゃべりし、誰もが人間らしく生きられる社会の実現をめざしましょう。(O)
新日本婦人の会(新婦人)は国連NGOに認定されている女性団体です。 このブログは、とくしまの新婦人が日々の活動を綴った記録です。 発足以来60年、草の根から平和を守る運動を続けてきた私たちとご一緒に行動しませんか?
2024年2月23日金曜日
ジェンダー平等政策を求める「5つの署名」に取り組みましょう
2024年2月16日金曜日
「政治と金」の陰に隠れて悪法成立の危険!
2024年2月9日金曜日
「群馬の森朝鮮人追悼碑」撤去について
2024年2月2日金曜日
通常国会開会 岸田首相の施政方針演説に思う
内閣の支持率は21%(1月毎日)と低迷する中、通常国会が始まった。裏金事件で岸田首相の施政方針演説が先送りされるという異例。その施政方針演説も「やる気があるのか」と怒りすら覚える。1月元日に起きた能登半島地震は死者240人、避難者は今なお1万4000人に及ぶ。隆起した漁港や家屋などの倒壊を見て、この地震のすさまじさを思う。すぐさま被災者の救援と復旧に取り組むべきなのに、その方針の中身のないこと。「切れ間なくできることはすべてやる。」というが「コロナウイルスや大規模な自然災害を乗り越え、いのちへの向き合い方、社会の在り方を問い直す機会となる大阪万博成功のためにオールジャパンで進める」と。万博なんてやっている場合でないでしょ。万博のチケット購入したくないが8割なんだから。自民党派閥の裏金事件も「政治の信頼回復に向け、先頭に立って必ず実行していく」と言いつつ、岸田首相の自身のことも含め真相解明する意思が見えません。経済再生には一番効果的な消費税減税には目も向けません。賃上げや所得税など減税可処分所得を増える状況をとも。なんにしても政治の責任でどうするかは、いっさいのべていません。しかし9条改憲については「自分の自民党総裁任期中に改正を実現したい。‥条文案の具体化を進め」ると強行な姿勢です。
通常国会は6月23日まで、国会に注目しよう!(Y)
2024年1月26日金曜日
原発をとめた裁判長の言葉はずっと生きている!
先日このドキュメンタリー映画を観た。この度の能登半島地震の震源地には、志賀原発があった。運転休止していたが北陸地方にはずらっと原発が並んでいるのだから一つ間違えば大変なことだ。樋口さんの判決は、明瞭。建物の耐震性能を表す単位の「ガル」は原発の耐震設計基準にも使われていて、志賀原発は1000ガルの基準で原子力規制委員会が認可、でもこの間の地震では2828ガルの揺れだったそうだ。3.11東北地方太平洋沖地震は2933ガル、福島第1原発の基準は600ガルだった。伊方原発は650ガルである。ちなみに住宅メーカーの三井ホームは5115ガルの耐震性能である。住宅は実験で確実な耐震性の実効が確認できるが、原発施設は証明できない。原子力規制委員会の認可は信用できないものだと憤りさえ感じる。地震大国日本には原発は危険そのものなのである。(O)
2024年1月19日金曜日
なぜ女性の政治参加が必要なのか? ―家父長制とケアの倫理―岡野八代さんのお話を聞いて
岡野さんといえば、フェミニズムの視点で政治にもしっかり物申す学者で個人的に尊敬しています。まずはケアについて。ケアとは、生きるために必要なものを満たす活動・営み・実践で、誰もがケアという形で他人に依存しています(例えば、生まれたばかりの赤ちゃんや自分で動けない病人はケアなしでは死に至ります)。しかしながら、主に女性が担ってきた無償の家事労働や育児
、介護などのケア労働は歴史的に、家父長制・資本制という仕組みで「自然に伝統的に文化的に女性が担うもの」として意図的に家族の中に押し込められ、不当に蔑まれ、女性は政治から遠ざけられました。岡野さんは、ケア労働を見直し、「ヒトを人間に育て、その人が取り換えの利かない存在であることを自覚させる大切な働きかけ」としてケアの倫理を構築しました。今の政治がまともでないのは、ケア実践のない男性が政策提案者であるから(私はケア労働の中で求められる、人に対する思いやりという視点がないのだと思う)で、今こそケア労働に携わり、ケアの価値を知る女性が政治参加することが必要なのだと力説されました。そのためにできること1,不平不満を政治にぶつけること。2,日本社会は異様な国だと認識すること、男女ともに労働時間が長すぎる(政治について考えるゆとりがない)。3,自分の問題は自分だけの問題ではない~個人的なことは政治的なこと~大いに人と語り合おうというお話に、元気をもらいました。「ケアの倫理―フェミニズムの政治思想」が23日出版されます(S)
2024年1月12日金曜日
軍備増強より災害に予算を!
体育館を避難所にする先進国なんて存在しない。日本の避難所は欧米からみればハラスメント状態だ。「避難所の生活を改善すると、被災者の自立が遅れる」という主張がされるなど、根本的な誤解がある。災害関連死を減らすためにも、いち早く環境改善に取り組まなければならないのが、「雑魚寝の避難所」。その風景は100年前の関東大震災から何も変わっていない。イタリアの震災では広場に家族ごとに歩いて入れるほど屋根が高い大型テントが割り当てられ、カーペットが敷かれ、人数分のベッドや冷暖房装置も設置されている。トイレやシャワーは、移動のコンテナ式でスタッフによって清潔に保たれている。食堂も、巨大テントで、キッチンコンテナで調理したばかりの料理を口にできる。被災者に温かい食事を提供するのが当たり前になっている。視察して日本の避難所との違いに衝撃を受けたと言う。またイタリアでは災害が発生すると政府から州の市民保護局に対して、72時間以内に避難所を設置するよう指令が下る。指令を受けるのは、被災した自治体の市民保護局ではなく、その周辺で被害をまぬかれた自治体の市民保護局だという。日本では被災した自治体職員が避難所に寝泊りして、管理運営をするが、被災自治体の職員も被災者です。日本では美談として取り上げられるが、アメリカやヨーロッパなら人権侵害、ハラスメントとして問題になるでしょうと。
災害時に、自助は無理です。年々減っている防災予算を増やし、災害対策省を作って災害時のシステム作りをしなければならないと思う。今まで起こった震災からなんの対策もしていないことに愕然とします。(T)





