ドイツ人哲学者、マルクス・ガブリエル氏へのインタビュー記事「コロナ禍の世界 道徳を規準に」を読んだ。道徳というと、礼儀や感謝という規範の押しつけという印象だが、ガブリエル氏がいう道徳には、他者や環境のなかで何が善であるかを常に問うというニュアンスがにじむ。例えば企業が倫理学者を雇い、倫理委員会を作る。倫理委は企業が手掛ける事業が、CO₂排出量などを含め、人間や動植物に与える影響を報告し、最高経営責任者(CEO)は「道徳的に良いか」を基準に判断する。委員には終身在職権を与え、道徳を考慮しないCEOは倫理委の内部告発によって結果的に会社を追われる。その流れが加速することは、人類が直面する危機の回復にもつながると。ただ周囲からは実現は難しいと言われたと。では新型コロナという危機への解決策にもなるか?には「もちろんだ。新型ウイルスのパンデミック(世界大流行)に対するただ一つの道理にかなった反応は『道徳』だ」と答えている。ここで「道徳的に良い」は、感染者を不道徳だと攻撃することではない。「どんなに注意してもウイルスに感染することはあり、それは道徳とは何の関係もない。道徳的な行動とは、誰かが感染したらその人が元気かどうか心配してあげることだ」と。「道徳的に良いかを基準にして、すべての社会はデザインできる」と話したと。これが実現したらどんなにいいだろう。偏見・差別をなくす力にも地球温暖化対策への一歩にもなりそうだ!(アマゾンプライム解約運動もその一つかな)(T)
新日本婦人の会(新婦人)は国連NGOに認定されている女性団体です。 このブログは、とくしまの新婦人が日々の活動を綴った記録です。 発足以来60年、草の根から平和を守る運動を続けてきた私たちとご一緒に行動しませんか?
2020年8月27日木曜日
2020年8月26日水曜日
これからの予定(8/28~914)
8/28(金) 時事放談&学習 10時~ 文学書道館
子育てカフェ 18時~ リモート
9/1(火) 母親大会実行委員会 9時半~ 新婦人の部屋
7(月) 機関紙部会11時半~
12(土) 徳島支部支部委員会13時半
14(月) ごみゼロフォーラム実行委員会13時30~
※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動
※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)
2020年8月20日木曜日
少女グレタと共に地球温暖化ストップ
連日最高気温40度越え、突然の雷雨、それも半端じゃないゲリラ豪雨だ。「2100年未来の天気予報」が早くも現実か、と夕方のニュースを見ながら思った。
この夏はいつもの夏と違った、「特別な夏」。お盆と言えば 徳島では阿波踊り。しかし、今年はあの浮き立つぞめきは聞こえない。コロナの感染が心配なので郷里へは帰らないでと寂しいお盆休暇となってしまった。
あの8月6日午前8時15分広島に、8月9日午前11時2分長崎に米軍が原子爆弾を投下して75年。今なお世界には13,865発(2019年版報告書)もの核兵器がある。6日、私たちは被爆75年「平和の火のつどい&平和の波」行動。かちどき橋でスタンディングし核廃絶をアピールした。2017年に採択された核兵器禁止条約は、9日、カリブ海の島国セントクリストファー・ネービスが44か国目の批准国に。あと6か国で条約が発効する。広島・長崎の「平和祈念式典」に参加した安倍首相のあいさつには失望と怒りがわいてくる。何が「核なき世界の実現に向け国際社会のとりくみをリードする」だ。核兵器禁止条約には背を向け、「黒い雨」訴訟で広島地裁が出した判決に「科学的根拠がない」と控訴。「私たちの生あるうちに核兵器のない世界を現実のものにしてください」という被爆者の切なる訴えも聞こえない安倍首相。地球の未来がかかっている核兵器廃絶・気候危機ストップ。今すぐ行動を!
標題は「俳句人」8月 平和特集 地球温暖化ストップより (Y)
2020年8月19日水曜日
これからの予定(8/19~9/17)
8/19(水) 楽しく時事放談 10時~
24(月) 農民連との懇談 13時半~
28(金) 時事放談&学習 10時~ 文学書道館
子育てカフェ 18時~ リモート
9/1(火) 母親大会実行委員会 9時半~ 新婦人の部屋
17(木) さよなら原発総会 18時40分~とくぎんトモニプラザ
※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動
※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)
2020年8月6日木曜日
コロナ後の学校は?
新型コロナ感染拡大をきっかけとして、学校の少人数学級実現への願いが大きく広がっている。コロナ禍で生まれた学びの遅れ回復や心のストレスのケアに、少人数学級が有効だということはほぼ異論がないと思う。文科省が少人数指導と少人数学級を実施した学校に行った2005年の調査では、少人数学級で子どもの学力が向上したと思うかの問いに「そう思う・とてもそう思う」との回答が98.7%を占めた。また、「不登校やいじめなどの問題行動が減少した」との回答も88.9%に上った。大阪府箕面市が19年度に不登校だった児童・生徒を対象に行った調査では新型コロナの緊急事態宣言後分散登校で学級編成が9人だった時は49%が登校、20人になると42%、40人に戻すと32%に低下。コロナ後の学校は、少人数学級に進むしかない。また、分散登校のとき、給食を食べて子どもたちが帰った後、教材研究や、子どものノートを見るなど、ゆとりができて教師の仕事とは本来こうなのだとしみじみと語った先生の声。感染予防のために出張が全くなくなり、学校でゆっくり仕事ができるという声も聞いた。教師がゆとりを持つことが、魅力ある授業づくりに不可欠だという証明では・・・。学校をコロナ前と同じに戻してはいけない。思い切った改善をしてゆとりのある学校づくりこそ、コロナ禍を乗り越えた子どもたちへのプレゼントだ。(O)
2020年8月5日水曜日
これからの予定(8/5~24)
8/5(水)~9(日) 阿南支部平和パネル展 那賀川図書館
6(木)~9(日) 小松島支部平和パネル展 小松島ルピア
6(木) 平和の波行動 8時~8時半 かちどき橋(県庁前)
8(土) 徳島支部支部委員会 13時半~ 徳島支部
9(日) 県本部委員会 13時~ 渭東コミセン
17(月) 産直豚肉の日
ごみゼロフォーラム実行委員会 13時半~
24(月) 農民連との懇談 13時半~
※毎週金曜日18時~ 徳島駅前で原発ゼロ行動
※毎月3日、19日 統一行動(憲法共同センター)