2018年1月11日木曜日

教員の多忙化解消対策は待ったなし!

 学校の先生が忙しすぎると言われ続けて久しい気がする。昨年末、中学校教員で、一人当たりの残業が過労死ラインを超える83時間36分という県教育委員会の調査報告が出されていた。持ち帰り仕事は含まれていない。

 先日、子どもさんが中学校教員をしている人の話を聞いた。朝はラッシュを避け6時に家を出て、帰るのは夜9時~10時。部活は、副顧問だけど、ずっと指導の場を離れることはできないし、土日は試合などで休めない。新任研修もあり、がんじがらめの過密勤務である。体を壊さないかととても心配している。

 教育委員会は、対策チームを立ち上げ改革に手を付けるらしい。外部コーチやボランティアに頼るのではなく、長時間過密授業にメスを入れ、正規教員を増やさなければ抜本的に解決できない。

 子どもたちもまた、過密スケジュールで管理され疲れている。国の教育のあり方そのものが問われている。 (O)

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